キャンプの醍醐味の1つと言えば、焚き火ではないだろうか。
パチパチと音を立てながらゆらゆらと揺れる炎を眺めているだけで、不思議と心が安らぐ。
そんな焚き火の雰囲気に憧れてキャンプやアウトドアを始める方も多い。
以前、「【RECAMP 勝浦はキャンプ初心者やファミリーキャンプにおすすめのキャンプ場だった!】」で紹介したが、我が家は昨年初めてキャンプデビューした。
キャンプ初心者として少しずつ色々なギアを揃えてきたが、焚き火台はまだ持っていない。
バーベキューコンロも持ってはいるものの、あくまで炭火で使用するものなので焚き火用としての使用は不可。
どうせだったら、炭火も焚き火も兼用できる焚き火台が欲しいなぁ!
▷ 初めて焚き火に挑戦する
▷ 特段アウトドアブランドにこだわってはいない
▷ コンパクトに収納できるものが良い
▷ 炭火のバーベキューコンロとしても使いたい
▷ 出来れば低価格帯が希望
▷ レビュー評価や口コミは高いものが良い
上記6項目に当てはまるようなバーベキューコンロ兼焚き火台を探したところ、見事にマッチしたアイテムを見つけた。
ということで、今回はこれから焚き火を始めたいと考えているキャンプ初心者におすすめな焚き火台について紹介していきたいと思う。
CARBABY バーベキューコンロ兼焚き火台
購入したのは、「CARBABY バーベキューコンロ兼焚き火台」
その名の通り、バーベキューコンロとして使えるだけでなく焚き火台としても使える一石二鳥な商品。
焚き火台なので、直火不可のキャンプ場での使用も問題ない。
値段はAmazonで概ね3,000円前後と、ユニフレームといった人気ブランドと比較しても約半額で購入することができる。
内容品は以下の8点。
▷ コンロ本体
▷ スタンド(脚)
▷ 炭置き
▷ 灰受け
▷ 焼き網
▷ 火吹き棒
▷ 収納袋(キャリングケース)
▷ 収納ケース(焚き火台受け)
収納は2段階式。
ステンレス製のケースに備品を全て収納した上で、キャリングケースとして運ぶことができる。
コンロ本体はバリ取りが施されているので、指を切るといったケガの心配もない。
網は折りたたみ式で、収納の際のコンパクト化に役立っている。
そして、着火に役立つ火吹き棒も1本付いている。
こんな感じで伸ばすことができる。
基本的な性能はこちら。
▷ 組立後のサイズ:39×39×22(cm)
▷ 収納時のサイズ:× ×(cm)
▷ 重量:2.5kg
▷ 材質:ステンレス製
▷ 人数:2人〜4人用
2つのおすすめポイント
さて、「CARBABY バーベキューコンロ兼焚き火台」の2つのおすすめポイントについて紹介したいと思う。
1.コンパクトな収納で持ち運びしやすい
キャンプを楽しむにあたって、荷物の持ち運びやすさは重要な要素。
車の荷台のスペースは限られているし、オートサイトでなければ到着後に自らサイトまで荷物を移動させる必要もある。
その為、なるべくなら小さく収まっている方が何かと便利。
その観点から見た場合、この焚き火台は非常にスリムでコンパクトな収納性を誇る。
ちなみに収納サイズは約A4サイズと紹介されているが、実際に並べてみるとそれ以上に横長。
幅も約6cmと薄型なので、隙間に挟めたりと荷台での使い勝手も良い。
手で掴んで持つことも簡単。
2.組み立てが簡単
2点目は組み立てが非常に簡単なこと。
組み立て作業において、部品の取り付けは不要でもちろん工具も必要ない。
組み立て方は以下の手順の通り。
最初に、スタンドを広げる。
次に、本体を広げてスタンドにセット。
底面に灰受けを乗せる。
空気の通り道があるので、燃焼効果も良さそう。
炭火を楽しみたい時は、その上に炭置きも置く。
本体の焼き網を乗せて完成。
スタンドの脚も安定感があって安心。
ステンレスケースは、下に敷くことで灰を受け止めてくれる。
実際に使ってみた
さて、先日1泊2日のキャンプに行ってきたので早速「CARBABY バーベキューコンロ兼焚き火台」を使ってみた。
今回は炭火を使わず、薪を用いた焚き火で料理に挑戦。
初心者ということもあって、通常の薪に加え焚き付け用の細い薪と100均の着火剤も用意。
家の近所で見つけておいた松ぼっくりも自然の着火剤として持参。
無事に火がついた。
良い感じに焚き火タイムが始まった。
これまでに経験したことのない最高の幸せ。
最初の料理は、「焼き芋」
さつまいもをアルミホイルに包んで焚き火の中へ投入。
その後は特に何も手に加えなくて良いのが焼き芋の良いところ。
ということで、適当なタイミングで取り出したら、良い感じに出来上がっていた。
皮のパリパリした焦げ具合がまた良い。
割ってみると、中は黄色くてほくほくしていて美味。
その後は、100均で購入した焼き網を乗せて、バーベキューに挑戦。
こちらは醤油とバターで味付けした「ホタテ」の海鮮料理。
野菜やお肉、エリンギも焼いてみた。
純正の網ではなく、一回り大きい焼き網を100均などで購入して使えば、焼き上がった料理を逃がすことができるのでおすすめ。
デザートは、定番の「スモア」
溶けかけたマシュマロが絶妙に美味しい。
翌朝、朝ごはんを作るために再び焚き火を始める。
朝ごはんは、ホットサンドメーカーで作るホットサンド。
チェックアウト前の最後の焚き火を楽しみつつ、ゆっくりと直火で焼く。
良い感じに焼けて完成。
まとめ
こんな感じで「CARBABY バーベキューコンロ兼焚き火台」を使って、我が家の焚き火デビューを紹介してみた。
実際に使ってみて特に良かったと感じたのは以下の3点。
1. 持ち運びが簡単
2. 組み立てが簡単
3. ファミリーでも十分使えるサイズ
サイズ感については、欲張って大きいものを買わなくて良かったと本当に思っている。
大きすぎると、テントやタープなどの設営スペースの兼ね合いの問題も出てくるし、何かと荷物が多くなるキャンプではコンパクトさや軽量さも一つの重要な要素になる。
その点、CARBABYの焚き火台は最初こそ少し小さいかと思ったが、いざ焚き火を始めると見た目のサイズ感以上にインパクトがあった。
今回は焚き火に挑戦してみたが、炭火利用がメインの人も兼用・代用できる使い道の広さも嬉しいところ。
ファミリーキャンプに限らず、ソロでのツーリング、登山や釣りといったジャンルのアウトドア系が目的の方にも利用にも良さそう。
焚き火が出来れば、暖を取るのはもちろんのこと料理の幅もかなり広げられるので、キャンプがもっと楽しくなる。
値段が安いという利点も大きいので、お試し感覚でまずは焚き火台を揃えてみようと考えている方は参考にしてみていただければと思う。