コロナ禍の現代において、日々の体調管理はもちろんのこと健康管理にも気を使う人が増えている。
特にテレワークが普及したことで、通勤不要で時間に余裕ができた反面、会社までの移動がなくなったことで運動不足になりがちになるという一面もある。
その為、中には従来の通勤時間を朝の散歩やジョギングといった運動に利用して、健康維持を図っている方も多く見かける。
我が家においては、テレワークが難しい職種ということもあって基本的には日々通勤しているのだが、そもそも日頃の運動不足については課題の1つとして認識していた。
そんな健康管理状況を定量的に見て取れる指標の代表が体重。
体重を測ることで、太り気味や痩せ気味を客観的に捉えることはできるのだが、あくまでも体の重さという指標からしか分からないのがデメリット。
表面的な数値だけでは本当に健康的かどうかって何とも言えないよな〜
そんな風に考えていた時に、ちょうど奥さんから父の日としてサプライズでプレゼントを貰ったものがある。
それは何と、タニタの体組成計。
タニタは「タニタ食堂」でも有名な計測機器メーカー。
体組成計は単なる体重計とは違って、体を構成する様々な要素も計測できるため、より健康管理に向いているのが特徴。
例えば、「脂肪が多すぎる」、「筋肉が少なすぎる」といった体組成の乱れを把握することで、ダイエットや筋トレ、生活習慣病の予防などにも役立てることができる。
ということで、今回は我が家で愛用しているタニタの体組成計について紹介していきたいと思う。
タニタ 体組成計 BC-316 基本情報
奥さんからプレゼントで頂いたのは、タニタの「体組成計 BC-316」
パールホワイトのシンプルな色合いとスタイリッシュなデザインが良い感じで、カラーは他にもシルバーとメタリックブルーの計3色が展開されている。
体組成計ということで、体重以外の測定項目は以下の7種類がある。
1. 体脂肪率
→体重に占める脂肪の割合
2. BMI
→体重と身長のバランスから算出する肥満度
3. 内脂肪レベル
→体脂肪の内、内臓の周りについている脂肪レベル
4. 筋肉量
→筋肉組織の重さ
5. 基礎代謝量
→生命維持に必要なエネルギー消費
6. 体内年齢
→体組成と基礎代謝量の年齢傾向から算出
7. 推定骨量
→骨に含まれるカルシウムなどのミネラル量
「BC-316」の基本スペックはこちら。
計量範囲 |
0~150kg |
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最小表示 |
50g(0~100kg) 100g(100~150kg) |
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体脂肪率 |
5.0~75.0% 0.1%単位 |
対象年齢 6~99才 |
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体脂肪率判定 |
やせ/-標準/+標準/軽肥満/肥満 |
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B M I |
0.1単位 |
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推定骨量 |
100g単位 |
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筋肉量 |
0~100kg迄 50g単位 100kg以上 100g単位 |
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推定骨量判定 |
少ない/標準/多い |
対象年齢 18~99才 |
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筋肉量判定 |
少ない/標準/多い |
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内臓脂肪レベル |
1.0~59.0レベル 0.5レベル単位 |
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内臓脂肪レベル判定 |
標準/やや過剰/過剰 |
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基礎代謝量 |
1kcal/日単位 |
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基礎代謝量判定 |
少ない/標準/多い |
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体内年齢 |
1才単位 |
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過去メモリー |
前回値 |
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設定項目 (登録) |
地域 |
5区分 |
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日時 |
2019年1月1日~2050年12月31日 |
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個人番号 |
1~5 |
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生年月日 |
1900年1月1日~(6才以上) |
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性別 |
女性/男性/女性アスリート/男性アスリート |
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身長 |
90.0~220.0cm(0.5cm単位) |
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時計精度 |
平均月差 ±1分以内(常温) |
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電源 |
DC6V 単4形乾電池(R03) x 4本 |
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消費電流 |
最大30 mA |
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寸法 |
幅316 x 高さ27 x 奥行217mm |
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質量 |
約1.5kg(乾電池含む) |
続いて、「BC-316」のおすすめの機能について触れていきたいと思う。
個人データが登録できて管理しやすい
まず、一つ目の魅力は個人データが登録できること。
個人データを登録することで、前回の測定値が記録され、体の変化のチェックが可能になる。
使い始める時に、「生年月日」、「性別」、「身長」の基本情報を登録し、最後に体重を測れば個人データの登録作業は完了。
初回の体重を測るタイミングで、BMIや体脂肪率なども一緒に測定してくれる。
性別についても、単なる男女の2択ではなく「アスリート」という選択肢もあるので、より実態に合った健康管理ができる。
走るマークがアスリートを指している。
◆18才以上の方で、次の条件を満たしている場合
▷ 1週間に12時間以上のトレーニングを行っている
▷ 体育会系やスポーツ事業団に所属し、競技会等を目指している
▷ プロスポーツ選手
▷ ボディビルダーのように、筋肉量が多くなるようなトレーニングを行っている
家族など複数人で共有できる
上記で紹介した個人データの登録は5人分まで可能。
しかも、「乗るピタ」という自動認識機能が内蔵されているため、体組成計に乗って測定するだけで誰が乗っているのかを判別してくれる。
・登録者の中から測定者を認識し、結果を表示する機能
・個人を毎回指定する手間が省けるため、簡単に測定できる
「1番」で登録した自分をしっかり判別してくれている。
そのため、1台あれば夫婦や親子といった家族間や仲間内など最大5人まで共有することができる。
我が家も1番下の未就学児の子以外の4人を早速登録。
「3番」で登録した息子もこのようにばっちり判別。
尚、登録していない人の計測は「ゲストモード」を利用することで対応が可能。
最初に「0」を選択することで、測定結果が残らない1回のみの計測になる。
もちろん、ただ単に体重のみを測ることもできる。
使いやすさが抜群に良い
体重を測る時の面倒な作業と言えば、毎回電源を入れる行為。
アナログで目盛りが付いているものなら問題はないが、デジタル仕様だと毎回しゃがんで電源ボタンを押すのは地味に面倒。
その点、「BC-316」はボタン操作をすることなく乗るだけで電源がオンになるので、測定までの動作が非常に楽。
測定後も「オートパワーオフ」機能があるため、測定結果のスクロール表示後、約40秒後に自動で電源が落ちる設計になっている。
つまり、測定開始から終了まで一度もしゃがむ必要がなく、手間がほぼ掛からない。
また、本体の厚さが約27mmと薄いため、収納がしやすいデザインも嬉しいポイント。
コンパクトなので脱衣所の隙間などに立てかけておくことも簡単。
マイサポ機能で継続しやすい
「昨日は測定をついうっかり忘れてしまった」
なんていうことはないだろうか。
気分的に測定したくない日も中にはあると思うが、やはり大事なのは日々測定することで自分の体の異常に早めに察知できる仕組みづくり。
「BC-316」には、マイサポ機能という毎日継続して測定できるようなサポート機能がある。
その内容が画面上に表示されるこちらの表情。
これは、継続状況に応じて表情が変わる仕組みになっており、上記の笑顔は
「毎日測定していますね!」
と応援を意味してくれているもの。
下記の「あれれ?」という表情は、1日〜6日間測定していない時の表示。
※7日間以上の場合は、更にもう1段階残念そうな表情あり。
測定を日課・ルーティン化するにあたり、この笑顔の表示をキープさせる意欲が自然と湧くことで微力ながら役立ってくれている。
また、マイサポ機能とは違うが、体重が過去7日間の変動と比べた際に大きく増減が見られた場合に、お知らせ音で仕組みもある。
ちなみに、このお知らせ音で念のため気を付けたい点は、測定時間や条件を毎日統一させておくこと。
例えば、とある日は測定を運動前に行い、別の日には運動後に測定していると、変化に関するより正確な情報を得ることが難しい。
食事や入浴も同様で、体内の水分量によって計測結果は変わるため、できれば「食前、入浴前」に統一することをおすすめしたい。
もちろん、服を着たままだとそのまま体重と看做されてしまうので、その点についても気を付けよう。
まとめ
こんな感じでタニタの体組成計「BC-316」を紹介してみた。
体組成計を使うようになったことで一番良かった変化は、
「健康状態を把握することで改善のアクションを起こすことができた」
こと。
ここ最近、痩せ型の体型になっていることは自分自身でも認識していた。
その上で、体組成計のデータを元に、標準より筋肉量が少ないことも数値から見て取れたため、増加に向けて運動と食後のプロテインを早速導入し、2kgの増量に成功している。
この点については、
▷ 測定作業における手間の簡潔化
▷ 測定が継続しやすい仕組み
これらが導入されたタニタの体組成計ならではだと感じているので、こちらを選んでくれた奥さんにも感謝したいと思う。
今回紹介した体組成計の機能としては盛り込まれていないが、スマホと連動してアプリで管理できる体組成計もあるので、より利便性を求める健康管理を行いたい方は、合わせてそちらもチェックしてみてもらえればと思う。