あのレシートってどこだろう?もしかしたら無くしちゃったかな?
といった感じで、領収書や医療費明細などの管理がしっかり出来ていない方は意外に多いのではないだろうか。
家計管理で使用する家計簿、または個人事業主の方であれば経費などの必要書類としてもレシートは大事な資料。
家計簿を例に例えると、基本的には以下の様なサイクルを淡々と守っていくことが出来れば、特に悩むことはないと思う。
① 買い物してレジで精算
↓
② レシートを財布にしまう
↓
③ 帰宅後、取り出して家計簿に記載
↓
④ 必要なレシートは決めたルールにて保管
とは言え、各個人の習慣化の問題であったり、効率化の問題(手書きやエクセル、専用ソフトなのか等)であったりと、中々手が進まない阻害要因は色々ある。
最近では、スキャンしたり撮影したりして保管できる便利なスマホのアプリも多い。
ただ、どうしても原紙として保管が必要なものや、そもそもデジタルよりアナログ派の方も中には多いと思う。
その中で、今回は④の「決めたルールにて保管」について、身近なアイテムで簡単に管理出来る方法を発見した。
それが、100均のダイソーで見つけた「セクションファイル」
こちらのファイルを使いつつ、レシート管理する習慣化を身に付けてしまえば、モチベーションにも左右されず大事なレシートや領収書をなくしてしまうリスクを抑えることができる。
ということで、今回はレシートや領収書、明細書の保管管理に役立つセクションファイルについて紹介していきたいと思う。
ダイソー セクションファイル(DIVIDED FOLDER)
こちらが今回ダイソーで購入した「セクションファイル(13ポケット)」
簡単に構造を説明すると、内側がそれぞれフォルダで仕切られていることで分類毎に分けて保管することができるファイル。
ファイルの中には12分割された仕切りがあり、合計で13ポケットの構成となっている。
大きめサイズの6ポケットタイプもある。
デザインが違うタイプもあり。
項目毎に分類できる
セクションファイルの最大の利点は、内側に設けられた仕切り。
これがあることで、セクション毎に収納していくだけで勝手に分類が完成されていく。
例えば、ざっくり以下の様な分類方法がある。
▷ 月別
▷ 項目(科目)別
▷ お店(取引先)別
月別はその名の通り、1月から12月に分けて保管。
項目別で言えば、「水道・光熱費」、「通信費」、「食費」などが当てはまる。
もしも、お店や取引先別で捉えた方がやり易いという方がいれば、その様な方法で分類するのも勿論自由。
我が家では月毎の仕分方法で実践。
インデックスシールを貼って表示させると、見やすくて分かりやすいのでおすすめ。
お札もちょうどよく収まるサイズなので、毎月の生活費を仕分けしておく使い方も良さそう。
分類やジャンルが複数にまたがる場合は、セクションファイルも必要に応じて複数用意すると良い。
要は、周りの誰かが決めたやり方ではなく、自分がやり易いと思った方法を決めて管理できるので、結果として取り組みやすくなる効果が得られる。
モノの定位置(住所)を決めよう
財布の中のレシートが溜まってきたから、とりあえずあのクリアファイルにでも入れておこう!
といった感じで、その場その場で保管方法を決めたり変えたりしている人も中にはきっと多いはず。
あらかじめ決めた一時保管場所であればそこまで気にする必要もないが、毎回逃がす場所が異なってしまっている方はこれを機に見直そう。
保管や収納の大原則は「モノの定位置を決める」こと。
鉛筆は筆箱に、食器は食器棚に片付けるのと同じで、
「レシートはセクションファイルに入れることにする」
とモノの住所を決めてしまえば迷うこともなくなる。
例えば、通帳の管理場所が定まっていない場合にも、セクションファイルを活用してみるのも良いかと思う。
また、念のため補足しておくと、多くのレシートは感熱紙のため、光や熱、水分などに弱い。
保管場所は、直射日光や高温多湿になる場所を避けつつ、印字面を守るためにレシートを内側に折って保管しておくと良い。
まとめ
こんな感じで、レシート管理に役立つ100均のセクションファイルについて紹介してみた。
レシート管理をしっかりと行えば、これまでの家計を見直すための節約アイデアが生まれるきっかけにもなるし、確定申告の時期が近づいた時に毎年バタバタしてしまうといった事態も回避することができる。
▷ 大事なレシートや領収書がすぐどこかにいってしまう
▷ 保管の重要性は理解しているが、良い方法が思い浮かばない
▷ 保管後は見返す頻度も少ないので、なるべくコスパが良い方法で保管したい
上記の様な悩みを抱えていた方にとって、セクションファイルを使った管理は手軽に実践できるおすすめの方法。
ボリュームや目的別に応じて数を増やしたとしても安く済ませられるし、インデックスを活用して見やすくすることも容易なので、主婦やフリーランスの方など気になる方はチェックしてみていただければと思う。