サトコト

子育て・旅行・インテリア・DIY・ガジェット・100均・キャンプなど暮しに役立つブログ。

スポンサーリンク

【ドラゴン桜の漫画には名言が盛り沢山!受験を目指す親子やビジネス・子育てにも役立つ!】

f:id:satkoto:20200912105416j:image

最近、久しぶりに新しく漫画を読み始めてみた。

 

その漫画というのが「ドラゴン桜

 

倒産の危機にある私立高校を、一年以内に東大合格者を出すことで進学校として再建するという受験漫画。

 

読み始めてみると、単に面白いだけでなく人生の勉強になることもたくさんあったので、早速紹介していきたいと思う。

 

 

 

ドラゴン桜とは?

ドラゴン桜とは2003年から2007年まで講談社のモーニングで掲載された受験漫画。

 

冒頭にも少し触れたが、一年以内に一人東大合格者を輩出し、更に五年後には合格者を100人を出す有名な超進学校にして、再建を目指すという物語。

 

暴走族の駆け出し弁護士桜木建二(さくらぎ けんじ)は、経営破綻状態となった落ちこぼれ高校、私立龍山高等学校の運営問題を請け負うこととなった。

始めは清算を計画していた桜木だったが、破綻を回避し経営状態を良くするためには、進学実績を上げるのが手っ取り早いと考え、5年後に東大合格者100人を出す計画を考案する。

かつて受験指導に大きな実績を上げた個性溢れる教師を集めながら、開設した特別進学クラスに人生を諦めかけていた水野直美(みずの なおみ)と矢島勇介(やじま ゆうすけ)を迎え入れた桜木は、彼らに様々な受験テクニックや勉強法を教えていく。 

引用:ウィキペディアより。

 

一見すると、そもそも問題児ばかりが揃う高校の中で、更に僅か一年で東大合格を目指すこと自体が非常に現実離れしているストーリーかと思える。

 

ただ、この現実離れしたストーリーが面白いから、というよりも、受験に関わらない人にとっても日々の暮らしの心構えとして活かせることが多く描かれているのも特徴の一つ。

 

 

その辺りをこれから紹介していきたいと思う。

 

ドラゴン桜を読み始めたきっかけ

そもそもドラゴン桜という受験漫画がある事自体を知らず 、その存在はつい最近偶然SNS上で知った。

 

「へぇ〜、受験がテーマの漫画なんて珍しいなぁ」

と思ったくらいでその時は深く考えもしなかった。

 

その後、気になって口コミを見てみると

・子育てやビジネスにも通じるところがある

・受験を控えている子供のプレゼントに良い

・もう1回勉強したくなった

・親の方がハマってしまった

など、色々と高評価が多かった。

 

ちょうど我が家においても、小学4年生の長女が中学受験を検討していることも重なって、

「受験に向けた親のサポートや心構えなど何か参考にできることがあるかもしれない!」

と思い切って買ってみることにした。

 

ということで、ブックオフで中古本の全21巻セットを大人買いしてみた。

f:id:satkoto:20200909153027j:image

 

心に突き刺さるメッセージが多い

 本を読む中で、特に気に入っているのが要所要所で主人公・桜木健二が話す熱いメッセージ。

 

その中で幾つか紹介していきたいと思う。

 

「社会のルールってやつはすべて頭のいいやつが作っている」

 

 特別進学クラスを設けることになり、挨拶をする桜木健二が全校生徒に向けて発信したメッセージ。

 

給与システムだったり、年金や税金、保険。

身近な具体例で言えば携帯電話の料金なんかも、頭のいい人がわざとわかりにくくして、多く取ろうという仕組みにしている。

 

だから、騙されて損をしないためには得して勝つことが大事。

そのためには、勉強が必要という強いメッセージ。

 

本当に自由になりたいならルールを作る側の人間になれ

と桜木は言っているが、まさにそう思ったメッセージ。

 

”カタ”がなくてお前に何ができるっていうんだ

 

10日間の合宿中に生徒の矢島に対して、桜木が放った言葉。

 

基礎が身についてもいない状況で「カタ」についてあれこれ言う資格はない、という意味。

 

まずは最初にしっかりと基礎やマニュアルを学び、その後に個性や創造性、応用を身につけることが大事。

 

勉強もそうだが、スポーツだっていきなりプロになれる訳ではない。

 

野球のメジャーリーガーも、最初はコツコツと素振りをしたりノックを受けて一人前に少しずつ成長していく。

 

最初から枝葉を広げるばかりでは、幹が折れて育たないのと同じことだと思う。

 

「知る」ということ。その知識や情報は幸せをもたらす強力な武器だということだ

 

東大新聞という存在を桜木が生徒たちへ教えてあげた時に放ったセリフ。

 

そこには、東大を目指す生徒にとって東大受験に役立つ情報が載っていて、「知るか」「知らないか」の違いで有利と不利の差が出てしまうことを説明している。

 

勉強でもビジネスでもそうだが、情報を知っておいて損することはあまりない。

 

知った上で、必要か不要かを判断すればいいし、いずれ役に立ちそうであればまずはノートにでも残しておけばいい。

 

せっかく知り得るチャンスが巡ってきたにも関わらず、

「自分には関係ないから」

と切り捨てて最初から情報を得ようとしないのはもったいない。

 

浅くでもいいので、広い視野を持って自ら色々なことに興味を持つことが大事だと思う。

 

まとめ

f:id:satkoto:20200912105416j:image

まだ3巻までしか読めていないので、その中で気になった名言を今回は紹介してみた。

 

単なる受験漫画や勉強法についてではなく、「社会とはこういうもの」、「現実はこうだ」ということを、生徒に説明している点は素晴らしいと思う。

 

実際、自分も子供たちに勉強が必要な理由を説明するときには、この様なメッセージを添えて伝えている。

勉強すれば、豊かな自分になれる可能性が広がる

 

「豊か」の定義は色々あるが、例えば会社の中で一労働者になるのか、使用者側の人間になるのかもそうだと思う。

 

使用者といっても、社長や役員といったトップのみを指すわけではなく、各部課など個々の組織単位の中の話でも十分。

 

一般的に、ルールを作るのは使用者側。

より働きやすい・暮らしやすい環境(時間や精神面)、もしくはより多くの収入(経済面)を得たいのであれば、まずは勉強することが大切。

 

4巻以降も人生に役立つ内容がまだまだ出てくると思うので、続きを読むのが待ち遠しい。

 

少し早いかもしれないが、その内子どもにも薦めてみたい。

 

そして、2018年からはドラゴン桜2の連載も開始されているので、後々はこちらも揃えてみようと思う。