毎年恒例ではあるが、今年も正月に初詣のお参りに行った。
年に何回も神社やお寺を訪問することはないが、つい最近平日に休みが取れたので、奥さんと2人で落ち着いてゆっくりとお参りに出かけてみることにした。
場所は、千葉県香取市にある「香取神宮」
約50万人の参拝客が正月三が日に訪れる、この香取神宮について簡単に紹介していきたいと思う。
香取市について
香取神宮の所在地は、千葉県の北東部に位置する香取市。
小江戸佐原で有名な街並みや水郷の街として知られている。
また、江戸時代後期に「大日本沿海輿地全図」を作製した伊能忠敬のゆかりの街としても広く知られている。
香取神宮について
香取神宮は、関東地方を中心に全国に約400社ある香取神社の総本社。
創建の歴史は古く、初代神武天皇の時代と云われている。
また、比較的近い距離にある鹿島神宮との関係も深い。
境内案内図はこちら。
駐車場について
我が家は車で出掛け、駐車したのは第一駐車場。
約100台が駐車できて、総門までは550mの距離に位置している。
第一駐車場に止めれば、表参道を通る形で拝殿へ向かう形になり、周辺にはお土産やお食事などが楽しめるお店も一通り揃っている。
他には公共トイレも完備されているので、混雑していない時期に訪問するのであれば第一駐車場に止めてみるのが良さそう。
なお、他にも第二駐車場と第三駐車場があるが、お正月の時期はどこも大混雑するので駐車するのは至難の模様。
状況によっては、電車(最寄り:JR佐原駅)やバスでアクセスする手段を取るのも良さそう。
表参道
表参道商会を抜けて見えてくるのが、朱塗の大鳥居。
ここを潜り抜けるといよいよ参道へ。
周囲が木々に囲まれ、マイナスイオンたっぷり。
木々は桜や楓なので、春は桜の花が、秋は紅葉の見所としても楽しめる。
パワースポットでも有名な香取神宮だが、何となく不思議な力を感じながら総門へ到着。
拝殿
総門を抜けて見えてくるのが、拝殿。
拝殿は、昭和15年に国費を以って造営され、黒の漆塗りを基調とした極彩色を取り入れた歴史ある装いとなっている。
ご祈祷(お願い事)
拝殿の奥には本殿がある。
本殿の中は写真撮影は禁止されているので写真はないが、ご祈祷やお願い事についてはここで奉仕される。
祈祷の内容は以下の通り。
・家内安全
・商売繁盛
・大漁満足
・交通安全
・合格祈願
・身上安全
・厄除
・必勝祈願
・心願成就
・病気平癒
・工事安全
・作業安全
・海上安全
・学業成就
・安産祈願
・良縁祈願
・初宮詣
・方位除
・八方除
・その他祈願
受付は午前8時半から午後4時半までで、祈祷初穂料は5千円からとなっている。
要石(かなめいし)
香取神宮の見所の一つで要石というものがある。
本殿から徒歩で約3分に位置しているので、散策がてら行ってみることにした。
要石とは、「地震を起こす大鯰を抑える為に地中深くまで差し込んでいるとされる霊石」のこと。
ちなみにこの要石は鹿島神宮にもあり、香取神宮では凸型の石で、鹿島神宮は凹形をしている。
亀甲堂で厄落としだんごをを味わう
お参りが終わった後、小休憩をする為に亀甲堂さんを訪れてみた。
各種ランチも提供されているが、ここの名物なのが、「厄落としだんご」
美味しいお団子を頂くことで厄除まで出来るなんて、これは食べずにはいられない。
奥さんは甘辛セットを注文。
自分は草だんごセットを頼んでみた。
お団子も実物で見ると大きめで美味しく、小腹が空いていたこともあり、あっという間に完食してしまった。
店内の様子はこんな感じで、2階席もある。
ちなみに亀甲堂では、Qちゃんという名の鳥を飼っているのだが、このQちゃんが凄い。
お客さんや店員さんの言葉を覚えたみたいで、まるで声優さんの様な可愛い声で、
「すごいね!」
「いらっしゃいませ!」
「喋んないの?」
「こんにちわ!」
という風によく喋ってとっても可愛い。
ぜひ、訪れた際にはQちゃんとの会話を楽しんでみてもらえればと思う。
まとめ
こんな感じで簡単ではあるが、香取神宮について紹介してみた。
受験や出産などイベントがない限りは、なかなか神社やお寺参りをすることはないという人も多いと思うが、今回出掛けてみて大変良かった。
今までは何もしていなかったが、この香取神宮の参拝を機に御朱印も始めてみようかと考えている。
これまでの日々の安全や健康を感謝するとともに、今後も引き続き平和に過ごせる様に定期的にお参りしていきたいと思う。