梅雨シーズン真っ只中の6月。
ジメジメした天気が早く過ぎてほしいと思いつつも、今年もまたあの猛暑が始まるのかと思うと複雑な気持ちになるのが正直な感想。
さて、そんな夏に向けて少しでも涼める様に挑戦したことがある。
それがグリーンカーテン(緑のカーテン)。
まだはじめの一歩の段階ではあるが、せっかくの機会なので紹介していきたいと思う。
グリーンカーテンとは
ゴーヤやアサガオなどのツル性の植物を窓や壁に張ったネットに絡ませながら育てていくもの。
自宅の庭だけでなく、大きな建物やビルにも活用されている。
甲子園球場でもツタが一面を覆っているのをご存知の方も多いと思うが、これもグリーンカーテンの取り組みの一つ。
グリーンカーテンの効果
まず一つ目はグリーンカーテンが直射日光を遮ることによる暑さの軽減。
これによって、室内温度の上昇の抑制に役立ってくれる。
二つ目は、グリーンカーテンが葉の表面から水分を蒸発する際に、周囲の熱を奪う蒸散による周囲の温度を下げてくれる点。
蒸散(じょうさん、transpiration)とは、植物の地上部から大気中へ水蒸気が放出される現象である。
環境省も推進
環境省も「グリーンカーテンプロジェクト」と題し、グリーンカーテンを推進している。
単に涼しい環境を作り出すだけではなく、エアコンの消費を抑えることによって節電やCO2削減効果も見込める。
つまり、省エネにも一役買って地球温暖化防止にも貢献できるのがグリーンカーテンということになる。
種まき開始
今回、グリーンカーテンに使用するのは「ゴーヤ」と「ひょうたん」の2種類。
苗ではなく種からの園芸で、どこまで成長出来るかなんとも言えないが、とりあえずプランターと鉢底ネットをまず用意。
子供たちと一緒に取り組むことで植物を育てる楽しみを共有していきたいので、手始めに鉢底ネットを長女にカットしてもらう。
こんな感じでセット完了。
次に土をプランターへ入れる作業。
何となく予想出来ていたが、我先にと土を取り合いながら入れていく子供たち。
さながらお砂場遊び気分。
そしていよいよ種まき。
こちらはゴーヤの種。
種まきも子供たちで平等に撒く。
同じ要領でひょうたんも種まきし完了。
最後に肥料をまく。
肥料に使う液体肥料は住友化学園芸の「花工場 原液」。
まとめ
一足先に無事に目が出てきたゴーヤ。
梅雨で雨天が続き日照時間が少なかったからか、発芽まで9日を要した。
その後、ひょうたんの芽も出てきて、みんな元気に成長中。
植物を育てる楽しさに加えて、省エネで環境にも優しいグリーンカーテン。
種から育てているので夏までにどこまで生育できるかは何とも言えないが、ゴーヤについては野菜として食べることもできる。
そういう面ではグリーンカーテンという目的だけにこだわらなくて済むので、のんびりと家庭菜園としても楽しめていけたら良いと思う。