多くの家の壁紙はオーソドックスな白い壁紙が大半だと思う。
部屋の雰囲気やインテリアを変えたいなぁ
と思ったときに、分かりやすくインパクトがある手段の一つが壁紙を変えてしまう方法。
ちょうど最近、我が家ではテレビを買い替えたことで、DIYで壁掛けテレビを設置してみた。
壁掛けテレビの導入は無事完成したが、テレビ裏というか後ろの部分は木材が丸見えの状態だったため、思い切って壁紙を貼って印象を変えることとした。
ちなみ現在はこんな感じ。
もっと見栄えを良くする余地がありそう。
そこで、簡単に壁紙を変える方法が「壁紙シール」を使うやり方。
アクセントクロスと呼ばれたりもするが、シールタイプになっているので専用の糊を使うといった特別な材料の準備も不要。
そのまま上から貼っていくだけの簡単作業なので、誰でも取り掛かりやすいのが大きなメリット。
ということで、今回は壁紙シールを使って部屋をオシャレな雰囲気に仕上げる方法について紹介していきたいと思う。
コンクリート調の壁紙シールを購入
数ある壁紙シールのデザイン柄の中から今回選んだのが、人気のコンクリート調の壁紙シール。
本体と施工説明書に加え、気泡抜きに使うスキージーが付属されているのが嬉しいポイント。
素材はPVC(塩化ビニル)で肌触りが良く、防水加工も施されていて水や汚れにも強くて良い。
裏面は1cm単位の目盛り付きで、カットの際に非常に便利。
横幅は50cmと肩幅サイズで扱いやすい。
カットして貼るだけの簡単作業
早速壁紙シールの貼付に取り掛かっていくのだが、まずは対象範囲の再確認から。
DIYで作成した壁掛けテレビの背面だけだと違和感が残るため、周囲の壁紙も含めて貼ることにした。
最初に以前壁紙に設置したホワイトボードシートを剥がす。
3年前に貼ったものだが、マスキングテープで養生していたおかげで目立った痕も付いておらず一安心。
その後、裏面の目盛りを参考にして壁紙シールをカット。
あらかじめ天井から床までの長さより数cm程度プラスしておくのがポイント。
一気に剥がすと真っ直ぐ貼りづらいので、少しずつ剥がしていく。
天井の方から貼り始める。
スキージーを使って、空気を抜いていく。
中々良い感じに貼れている。
ちなみに、上手く真っ直ぐに貼れない場合は、剥がして貼り直すことも出来るので安心。
床のコーナー部分の余ったシールにスキージーで折り目をつけていく。
スキージーにカッターを添えてカット。
天井の方も同様に、余分な部分をカットしていく。
こんな感じでまず1ロール目が完成。
初めての挑戦だが、思った以上に簡単で楽しい。
続いて、お隣も同じ要領で貼っていく。
端同士は少し被せるように貼る。
いよいよ、DIYで設置した壁掛けテレビのベニヤ板に貼っていく。
木材にもしっかり貼れるか少し心配だったが、全く問題なかった。
テレビの壁掛け金具がある部分は、上下に2分割して貼るため、一旦途中まで。
壁掛け金具の周辺は余ったシールを切りながら貼っていく。
最終的にはテレビで隠れる部分になるので、この辺りはある程度適当でもOK。
全体に貼り終わった感じがこちら。
壁掛け金具周辺もまずまずの出来栄え。
後は、コンセントやカーテンのふさかけ(フック)周りもきれいに貼っていく。
貼り方としては、まず一度覆う形で壁掛けシールを貼る。
その後、コンセントの周囲を型を取るような手順でカッターで切り抜いていく。
カーテンのふさかけもこの通り。
以上で完成!
まとめ
こんな感じで、壁紙シールを使った部屋の模様替えについて紹介してみた。
DIYで作った壁掛けテレビも落ち着いた色味の壁紙に変えただけで、グッとオシャレ度が上がったように思う。
作業内容も特に難しい点はなく、約2時間半位で終わらせることができた。
真っ直ぐに貼るのが難しいところも多少あったが、斜めになっても貼り直しができるのでその点も特に心配は不要。
壁紙シールを選ぶ際に個人的におすすめなのが今回のコンクリート調の様な無地に近いタイプ。
というのも、レンガやタイル、木目といった柄物の場合は、つなぎ目部分が不自然にならないように貼り合わせる必要性がある。
デザインが無地のタイプはその点をあまり気に掛ける必要がないので、貼りやすさの面からもおすすめ。
また、ちょっとした範囲であれば100均ダイソーやセリアのリメイクシートでも良いかもしれないが、広範囲に渡る場合や品質面も気にする場合はしっかりした壁紙シールを選んだ方が無難。
壁紙シールは、一度貼った後の模様替えだったり引越しすることになった時でも簡単に剥がせるので、賃貸暮らしの方にもおすすめ。
「おしゃれなカフェやオフィスのような居心地の良い雰囲気に変えてみたい!」
と思っている方は参考にしてみていただければと思う。