ここ最近のキャンプブームによって、キャンプデビューを飾る方も多いのではないだろうか。
我が家でも昨年ファミリーキャンプの魅力に惹かれ、回数はまだ2回と少ないものの家族でキャンプを楽しんでいる。
過去2回はいずれも一泊二日のキャンプだったが、最近の我が家は子どもの習い事のスケジュールもあり中々宿泊を伴うキャンプが難しいのが現状。
そこで、検討を進めてみたのが「デイキャンプ」
デイキャンプであれば、日帰りで楽しむことができるので日程調整が難しい方にもおすすめ。
ということで、デイキャンプを楽しむために訪れたのが千葉県千葉市緑区にある「昭和の森フォレストビレッジ」
自然溢れる広大な公園の中にあって、都内からのアクセスも良い。
各種施設も充実していて、まさに高規格キャンプ場とも言える「昭和の森フォレストビレッジ」について今回は紹介していきたいと思う。
昭和の森フォレストビレッジの概要
昭和の森公園の中にある昭和の森フォレストビレッジ。
以前は千葉市ユースホステルとして利用されていたが、2014年に閉館し現在は民間企業が受け継いでリニューアルされている。
施設はキャンプ場だけでなく、合宿や研修で利用できる宿泊施設やフットサルコートも備えた複合施設となっている。
キャンプ場のプランも、オートサイト、フリーサイト、手ぶらプラン等が用意されており、利用者の希望や目的に合ったプランを選ぶことができる。
施設概要はこちら。
▷ 住所:千葉県千葉市緑区小食土町955
▷ アクセス:
◆千葉東金有料道路「土気中野IC」より約15分
◆千葉外房有料道路「板倉IC」より約5分
◆圏央道「茂原北IC」より約6分
※「昭和の森公園」は別施設のため要注意
▷ 施設タイプ:区画サイト、フリーサイト
▷ サイトの地面:芝・土・その他
尚、予約はなっぷから行うこととなっている。
施設や設備、チェックインについて
まずこちらがフォレストビレッジ全体のマップ。
キャンプ場に到着後は、まず専用駐車場に車を停めて管理棟にて受付を行う。
総合受付となるフォレストロッジ。
内装はリノベーションされていておしゃれな雰囲気が漂う。
売店も併設されているので、調味料や飲み物などを買うことができる。
ちなみにキャンプ場近隣は住宅街でお店も多く、トウズ(千葉土気店)といったスーパーマーケットで食料品などを揃えるのもおすすめ。
もちろん薪も現地調達が可能。
代表者が受付をしている間、ロビーにあるソファで一休みすることができる。
キャンプ系の雑誌もたくさん用意されていた。
管理棟のトイレも清掃が行き届いていた。
蛇口からは温かいお湯が出るので、冬場はありがたい。
シャワーもこの管理棟の中にある。
チェックインはLINEを使って行う。
手順はこちら。
1. QRコードを読み取る
2. 事前エントリーをする
3. 画面上でチェックイン手続きを済ます
4. 完了画面を受付スタッフに提示する
2点補足しておくと、同行者(大人)も同行者事前エントリーという作業が必要なことと、宿泊/デイキャンプ問わず上記の作業は必要となる。
チェックインを済ますと、こちらの札(カード)を貰えるので滞在中は無くなさないように持っておく。
尚、テントやタープを設営したい場合は事前に追加料金を支払って予約しておく必要があるが、写真下段にある「許可証」を見える位置に掲示しておく。
チェックアウトの際は、受付前にあるボックスにカードを返却し、LINE上でもチェックアウトボタンを操作して手続き完了となる。
デイキャンプを楽しんでみた
ということで、チェックインを済ませて早速「はらっぱデイキャンプサイト」へ移動することに。
デイキャンプのエリアはフットサルコートの横。
すぐ横にはキャンプファイヤーができるサイトがある。
その横では花火を楽しむ場所も設けられていた。
基本的に芝生のエリアでふかふかして気持ちが良い。
荷物を車から移動させる時にカートが無い方は、無料で借りることができる。
お昼前ということで小腹が空いているため、まずはピザを焼いてみることに。
焚き火は直火禁止で、愛用の焚き火台を使う。
キャンプでピザを料理するのは初めてだったが上手に焼けた。
続いて子どもたちが大好きなソーセージ。
青空の元、みんな楽しそうに食べている。
日中はフットサルコートで小学生たちが試合を行っているが、特に騒がしく感じることもなかった。
その後、バーベキューなどをしながら過ごして、締めに定番のマシュマロを焼いてスモアを楽しむ。
チェックアウトの16時が近づいてきたため、後片付けをすることに。
炊事場はデイキャンプサイトから少し離れた場所にある。
どの水道もお湯が出るのがありがたい。
灰・炭捨て場はデイキャンプサイト入り口付近にある。
ちなみにゴミは有料のゴミ袋を購入することで帰りの荷物を減らすこともできる。
昭和の森公園アスレチックもおすすめ
昭和の森フォレストビレッジを選んだ理由の1つが、昭和の森公園にあるアスレチックで子どもたちをたくさん遊ばせることができるため。
そもそも、昭和の森自体が下の写真の様に広大で、キャンプ場はそのわずか一部のエリア。
チェックアウト時に受付スタッフの方に聞いてみたところ、
「車で「昭和の森公園第2駐車場」まで移動した方が良いですよ」
と教えていただいた。
※こちらの駐車場は有料。
ということで、合わせて公園内にあるアスレチックについても簡単に紹介したいと思う。
まずは「冒険広場アスレチックコース」の全体マップから。
アスレチックとしては全部で8コースで、その他人気のローラーすべり台もある。
ここがアスレチックコースのスタート。
バランス感覚が問われるアスレチック。
見た目以上に結構難しい。
子どもに大人気のターザンロープ。
てっぺんまで登ると少し怖いザイルロープ。いわゆるジャングルジム。
下の方はトランポリンになっていてジャンプして跳ねるのが楽しそう。
そして、一番人気なのがローラーコースター。
全長100mを超える長さで、途中でお尻が摩擦で熱くなるくらい。
でも最高に気持ち良い。
こんな広い砂場も発見。
幼児向けの滑り台もあるので、アスレチックができない小さい子でも十分楽しめそう。
広大な芝生の広場。訪れた時期が秋だったので紅葉も綺麗。
キャンプだけでなくピクニックや犬の散歩、サイクリング等にも良いかも。
まとめ
こんな感じで「昭和の森フォレストビレッジ」で楽しんだデイキャンプについて紹介してみた。
キャンプ場も設備が充実しており、初心者の方にも不自由なく楽しめるおすすめの施設だった。
今回はデイキャンプを利用してみたが、1日で満喫することが難しいくらい公園全体の敷地が広大なことと、楽しめる要素がたくさんあるレジャースポットだった。
そういう点ではキャンプと公園を組み合わせた遊びを計画している方は、1泊2日の方がじっくり楽しめるので、ぜひ一度検討してみていただければと思う。