子どもの外遊び用の人気のおもちゃであるキックボード。
別名、キックスケーターやキックスクーターと呼ばれることもあり、近所へのお出かけや移動の際にも便利な乗り物。
近所の子たちが乗って遊んでいるのを見かけることもよくあり、「楽しそうだなぁ」と感じていた。
キックボードはスケートボードやブレイブボードと違って、乗れるようになるまでの練習もそこまで必要なく誰でもすぐに遊ぶことができる点も魅力のひとつ。
そこでまずはキックボードを選ぶにあたり、トイザらスなどのおもちゃ屋さんを見て回ったのだが、値段もピンキリでどれが本当に良いのかいまいちよく分からず。
デザイン面に関しても、女の子が好きそうなディズニープリンセスのかわいいキックボードもあったが、成長して大きくなっていった際に乗らなくなってしまうのでは、という懸念点も親としてはあった。
おしゃれなデザインで長く使えて、且つ安全なキックボードがいいなぁ
こんな基準で他にもないか探してみたところ、ちょうど良いものを発見。
それが「マキシ・マイクロ・デラックス・LED」
少し値は張るが、海外メーカーならではのおしゃれなデザインと乗りやすさに惹かれ、早速購入。
プレゼントを受け取った娘自身も普段の外遊びの必須おもちゃとなり、上の兄弟の子たちが羨ましそうにしている様子もまた娘にとって嬉しそう。
ということで、今回はそんな「マキシ・マイクロ・デラックス・LED」について紹介していきたいと思う。
マキシ・マイクロ・デラックス・LED
今回購入したブランドを最初に紹介すると、元々はマイクロ・モビリティ・システムズというスイス発のブランドで、日本ではマイクロスクーター・ジャパン(株)が総販売代理店となっている。
商品は子ども向けのキックボードだけでなく大人向けにも展開されていて、他にはストライダーの様なバイクもある。
その中から選んだのが「マキシ・マイクロ・デラックス・LED」
こちらは5歳から11歳用のサイズで、カラーは全部で6色。
画像:公式サイトより
ちなみに、5歳よりも下の子用には「ミニ・マイクロ・デラックス・LED」という幼児向けのサイズもあるので月齢に応じた商品を選ぶことができる。
我が家は娘本人の希望もあり、カラーはピンクを選択。
基本的なスペックはこちら。
・対象年齢:5歳から12歳
・重量 : 2.5kg
・耐荷重 : 50kg
・サイズ : 67 × 24 × 56(cm)
・車輪直径 : 前輪12cm、後輪8cm
・デッキ幅・長さ : 14.2/33(cm)
・ハンドルの高さ : 67〜91(cm)
・その他機能 : LEDタイヤ、ハンドル部分の取り外し可能
早速、箱を開封して中身を確認。
こちらはデッキとハンドル。
説明書関係と保証書、それに六角レンチが3本。
4つのおすすめポイント
さて、ここからは「マキシ・マイクロ・デラックス・LED」をおすすめしたい4つのポイントを順に紹介していきたいと思う。
使い勝手の良いハンドル
まず1つ目は、走行にあたって重要なパーツであるハンドルについて。
最初に感じたことは、グリップの握りやすさ。
キックボードに乗っている間は常にハンドルを握っているため、少しでも滑りにくく且つ疲れないものが望ましい。
ましてや、使用するのは遊びに夢中になりがちな子どもであることから、うっかり手を滑らせたりすることがない方が親としても安心。
滑りにくい高級素材が採用されている。
そして、このハンドルは容易に取り外すことができるので持ち運びにも適している。
取り外し・取り付けは、このボタンをバーの中に引き込むことで抜くことができる。
車に乗せてお出かけする時にもコンパクトに収納できるので大変便利。
ちなみに、ハンドルバーが折りたたみ式タイプのものもあるので、この一手間が煩わしい方はこちらのタイプを選ぶとより便利。
もちろん、このハンドルバーは高さ調節も67cmから91cmの範囲で可能。
子どもの成長に合わせた適切な高さに変更することで長年に渡って遊ぶことができる。
LEDタイヤで光る装飾がおしゃれ
「マキシ・マイクロ・デラックス・LED」はタイヤにも魅力的な一工夫が施されている。
それは商品名にも含まれている様に、走るとタイヤがLEDによって光るというもの。
手で回すだけでも光っているのが見て取れる。
他のおもちゃでもそうだが、子どもは何かと光るものが好き。
夕暮れ時など辺りが少し暗くなってきた時には、この光るタイヤがより際立って見えて他のキックボードとの違いが鮮明に分かる。
また、このLEDタイヤは自家発電によって光る仕組みになっているため、光らなくなったら部品を交換するといった作業も不要な点も嬉しいポイント。
リーン&ステア構造でバランス感覚が養われる
「マキシ・マイクロ・デラックス・LED」に乗って右や左に曲がる際は、リーン&ステア構造と呼ばれる特許を取得した独自に開発された仕組みが採用されている。
これは、曲がりたい方向に向かって体重を移動すると自然にハンドルが傾くというもの。
右に曲がりたい時は自然にハンドルが右へ傾く。
左に曲がりたい時も同様に自然にハンドルが左へ。
ハンドルを左右に曲げることで方向転換する商品は多いが、こちらはあくまでも体重移動で傾ける構造になっているため、子どものバランス感覚を身につけるトレーニングとしても最適。
高い安全性で安心して遊べる
そして4つ目は「SGマーク」を取得した安定性の高い製品であること。
「SGマーク」のSGとは"Safe Goods"の略で、一般財団法人製品安全協会が安全な製品として必要なことを定めた基準に適した製品に対して認証していることを証するマークのこと。
乗り物である以上完全に危険リスクを排除することはできないが、構造や材質・使い方など厳しい検査基準を経て認証されている点を踏まえると、一定の安心感を得ることができる。
その他、「ブレーキがしっかり付いている」ことと「3輪タイヤである」ことも選んだ理由の1つ。
ブレーキについては後輪ブレーキ(フットブレーキ)のため、慣れるまではついブレーキを踏まずに地面に足をつけて止まろうとしていた。
ただ、実際に使ってみるとスーッと自然な感じで減速して安全に止まれるので、慣れるまではしばらく練習させてみると良いと思う。
また、キックボードには2輪タイプと3輪タイプがあるが、より安定して乗ることができるのが3輪タイプ。
走行スピードについても3輪タイプの方が2輪タイプに比べ抑えられるので、特に小さい子どもにとっては安心。
ついでに言えば、3輪の場合は立てて置くことができるので、どこかに立てかけたり地面に倒したりする必要がない点もメリットの1つ。
まとめ
こんな感じで、マイクロスクーター・ジャパン(株)の「マキシ・マイクロ・デラックス・LED」について紹介してみた。
子ども用のキックボードは色々なメーカーから販売されているので、どれを選べばいいか悩んでしまう方は多いと思う。
対象年齢が適しているかの確認は大前提として、子どもはどうしても見た目のデザインに惹かれがち。
どんな見た目が好みなのかは人それぞれだと思うが、この「マキシ・マイクロ・デラックス・LED」であれば大人が見てもおしゃれなデザインだと思うし、機能性や安全性の面でも十分おすすめできると思う。
肝心の乗り心地についても子どもの感想を聞く限りだと、
「スイスイ乗れて楽しい〜♪」
とスムーズな乗り心地が気に入っている様子。
LEDに注目されがちなタイヤについても、高品質なポリウレタン素材でできていることから、実際にちょっとした段差なんかも気にならないとのこと。
我が家の様に子どもの誕生日に限らず、何かお祝い事へのプレゼントにも良さそうなので、気になる方はチェックしてみてもらえればと思う。