IoT化が進む現代において、身近な事例と言えば自宅のスマートホーム化。
スマート家電を使えば、音声やスマホから電源のオンオフなどを操作することができて、今までのような都度スイッチを押す作業が不要になる。
より便利さを向上してくれるスマート家電だが、次の2つをネックと感じている方は少なからずいると思う。
・値段が高い
・設定が面倒
まさに我が家も上記のイメージがどうしてもあったため、気にはなっていたものの今ひとつ導入するまでには至らなかった。
ところが、今回これら2つの課題を解決してくれるスマート家電を見つけたので、初めて購入してみることにした。
それが、TP-Link社のスマートLEDランプ「Tapo L510E」
1,000円台で買えて、ハブも不要。そして設定も簡単というスマートLEDランプ。
単純な電源のオンオフだけでなく、調光やタイマーなど機能も盛り沢山でコスパ面も非常に良い。
今回は、スマート家電初心者の我が家でも簡単に設定できた、使い勝手の良いスマートLEDランプについて紹介していきたいと思う。
TP-Link スマート調光LEDランプ Tapo L510E
購入したのは中国深センに本社を置くTP-Link社の「スマート調光LEDランプ Tapo L510E」
まず最初に驚くのが、1,500円という価格の安さ(記事執筆時点)
他社では3,000円前後の価格が相場のところ、約半額の値段でスマートホーム化できるので、数多く設置したい方にも非常に魅力的な価格設定。
基本的なスペックはこちら。
▷ 形状:A19形
▷ 全光束(明るさ):800ルーメン
▷ 口金:E26
▷ 色温度:2,700K
▷ ワット数:9.0W(60W相当)
▷ 入力:100V 50/60 Hz, 0.16A
▷ 配光角:220°
▷ Wi-Fi:IEEE 802.11 b/g/n 2.4GHz
▷ サイズ:全長114mm、外径60mm
▷ 重量:74g
外装パッケージのデザイン。
特徴や仕様など分かりやすく記載されている。
便利な機能・特徴がたくさん
続いて機能面と特徴についてだが、「Tapo L510E」には便利な機能がたくさんある。
画像:公式サイトより
一見すると普通のLED電球に見えるが、中身は充実しているのが凄い。
その中で個人的におすすめなのが以下の4点。
▷ ハブ不要&かんたん設定
▷ 調光
▷ 音声コントロール
▷ スケジュール&タイマー
ハブが不要の簡単設定で直接Wi-Fiにつながる
スマート家電に対応させるために別途ハブを購入する必要がある点がネックになっている方は多いと思うが、「Tapo L510E」は電球に直接Wi-Fiがつながるのでハブが不要。
加えて、初期設定もアプリを使って進めていくだけなのでハードルが低くて非常に楽。
今回使用するライトは、昔イケアで購入したスタンドライト。
長いこと使っていなかったため、今回のスマートホーム化に伴い、再活用することにした。
まずは、電球をセット。
電球のソケット口金サイズはE26のみに対応しているので、事前によく確認しておこう。
基本的な設定方法は、同封の簡単設定ガイドで確認ができる。
App StoreまたはGoogle Playから専用のTapoのアプリをダウンロード。
後は、アカウントを作成し、手順に沿って進めていく。
デバイスの名前を決める。
スマートスピーカーと連動させる人は、しっかり命名させておくと後々便利。
以上で基本設定は終了。
これでアプリを使って色々な機能を使いこなせるようになる。
アレクサやGoogleアシスタントに対応
スマート家電の大きな魅力の1つと言えば、なんと言っても音声コントロールで操作できることで、自分もこの音声操作を楽しみにしていた。
我が家で愛用中のアレクサ。
音声コントロールの設定もアプリにて。
その後、Amazon Alexaのアプリで「Tapo」を有効にして設定を続ける。
こちらの設定も数分掛からず完了し、かねてからの夢だった
「アレクサ、ライトを付けて!」
に無事反応するようになった。
調光可能で明るさを調節できる
「Tapo L510E」は単なるスマートLEDランプではなく、明るさを自由に変えることもできる。
調光操作は直感的で使いやすいスマホのアプリからが便利。
1%単位で変化させることもできる。
もちろん、スマホを使わず音声コントロールで明るさを変えることもできる。
スケジュールを設定して決まった時間にオンオフができる
- 朝7時の起床に合わせてライトをオンにする
- 夜10時には就寝に向けて明るさを50%に下げる
- 夜11時には就寝のため完全にライトをオフにする
「Tapo L510E」は、このようにスケジュール設定を自由に決めて、自動的にオンオフさせることが可能。
都度、スマホや音声で操作するのも良いが、日々の暮らしのリズムやルーティンが決まっているようであれば、このスケジュール機能を活用するとより便利になる。
ちなみにまだ使ったことはないが、タイマー機能もある。
こちらは、おでかけモード。
外出中に、ランダムで点灯・消灯してくれることで、防犯の観点において一役買ってくれる機能。
まとめ
こんな感じで、TP-Link社の「スマート調光LEDランプ Tapo L510E」を紹介してみた。
スマート家電ということなので、音声やスマホから操作できるのは当然便利だが、その中でも特に良かったと思う点は以下の2つ。
▷ スマホのアプリからWi-Fiをつなげるだけなので、ハブが要らない
▷ 1,500円と相場の半額で購入できる
そもそも、コスパ面だったり設定面で億劫に感じる人は多いと思うが、「Tapo L510E」は見事にそれらの点を解決している点が何よりも魅力的。
現在、口金サイズがE26のみにしか対応していなく選択肢が少々限られてしまっているので、E17サイズにも今後対応を拡大していっていただけることを期待したいと思う。
また、こちらの商品は暖色系で温かみのある電球色のみになっている。
「作業や勉強に合う白昼色や昼光色が欲しい!」
という方はマルチカラー対応の「L530E」がおすすめ。
価格を抑えつつ電球をスマート家電に変えてみるには最適な選択肢だと思うので、一度チェックしてみてはいかがだろうか。