「ケーブルがごちゃごちゃしていてスッキリさせたい」
こんな悩みを抱えている方は多いのではないだろうか。
我が家では先日、「【PCも一緒に収納できるプリンター台をDIY!置き場の悩みはこれで解決!】」で紹介したようにプリンター台をDIYした。
このプリンター台には、他にWindowsとMacBook AirのPCも2台一緒に収納している。
この際せっかくなので、ガジェット類も同じ位置にまとめた方がいいよなぁ
ということで、iPad2台とUSB充電タイプのLEDライトも置いている。
となると、問題となってくるのが冒頭に書いたように電源やコンセント・ケーブル類がごちゃごちゃになってくる点。
ごちゃごちゃしていると、見栄えが悪いだけでなく何がどのケーブルなのかも分からなくなってしまいがち。
現状、このエリアにおける配線関係は以下の7本が必要。
◆充電ケーブル◆
1.iPad
2.iPad mini
3.モバイルライト(無印良品)
4.LEDデスクライト
5.MacBook Air
◆電源コンセント◆
6.Windows PC
7.プリンター
充電ケーブルについては、ライトニングケーブルやUSB Type-C、Micro USBだったりと様々な種類があるのも厄介な要因の一つ。
色々と現状把握や要因解析を進めた結果、改善案として、
1. コンセントの数を削減する
2. 充電ケーブルの数を削減する
3. 配線類の見栄えを良くする
そこで、これらのケーブル問題を解決するために3つのアイテムを用意。
▷ USB充電器(4ポート)
▷ 充電ケーブル(4in1)
▷ ケーブルボックス
これらの導入によって、これまでごちゃごちゃした配線が見た目的にもスッキリすることができた。
ということで、今回は配線整理の改善について紹介していきたいと思う。
AUKEY USB充電器(100W Omnia PD対応 USB-A 2ポート/USB-C 2ポート(PA-B7)
まず最初に「コンセントの数を削減する」点についての対応として、「AUKEY USB充電器(100W Omnia PD対応 USB-A 2ポート/USB-C 2ポート(PA-B7)」を購入した。
こちらのガジェットの魅力は何といっても、1つのコンセントで4つのポートが使えるようになること。
主な特徴としては以下の4つ。
① 最大100W対応であらゆるUSB機器の充電が可能
② USB-CとUSB-Aポートがそれぞれ2つの計4ポート
③ PD3.0対応で急速充電にも対応
④ GaN(窒化ガリウム)技術を採用し、小型で軽量
最大100W対応とのことなので、ノートPCの充電もおこなえる。
自分が保有しているMacBook Air(30W)はもちろん、MacBook Pro(60W)の充電も問題ない。
また、USB-CポートはPD(Power Delivery)3.0のため、条件に対応した機器・ケーブルであればiPhone12シリーズなどの急速充電も可能。
そして、まだまだ利用シーンが多いUSB-Aポートも2つ備えている。
そのため、最大で4台同時に充電することができる。
サイズは、6.9 × 6.9 × 3.3(mm)。
MacBook Air純正の充電器と比べると一回り大きい。
ただ、この出力とポート数を兼ね揃えていることを加味すると、十分小型化を実現した製品と言える。
コンセントプラグは折りたたみ式なので、外出する時に使い方は持ち運びにも便利。
重量は223gと少し重いが、自宅の据え置き用で購入したので自分は特に気にはならない。
ちなみに、価格が安い48Wタイプの製品もあるので、選ぶ際の比較検討としてみるのも良い。
この製品を購入したことによって、1つのUSB充電器から最大で4つの充電ポートが使えるようになった。
4in1 USB充電ケーブル
次に対応したのが「充電ケーブルの数を削減する」点について。
この問題を解決するために購入したのが「Amuvec 4in1 USB充電ケーブル」
4in1ケーブルのメリットは、1本の充電ケーブルで4つの機器が同時に充電できること。
自分の意向はこちらの2つ。
▷ 特に急速充電を必要としない機器なので、速度より利便性を重視したい
▷ 4本のポートに4本のケーブルを差すのはもったいない
そんな悩みを解決してくれたこのAmuvecの4in1ケーブルの特徴は、
▷ 長さ:1.2m
▷ 出力:5V/3A
▷ 規格:USB3.0
▷ ライトニングが2つ、USB-Cが1つ、USB-Aが1つ
▷ ナイロン編みのケーブルで耐久性が良い
▷ 各ケーブルが色別で構成されて識別しやすい
▷ 1年間の品質保証付き
我が家は自宅用に購入したが、旅行の際に家族で共有したり、出張時や職場での利用にも便利。
(データ転送はサポートされていないので注意が必要)
2本セットなので、予備や外出用に使える点もありがたい。
ということで、このケーブルを使った結果、iPadと iPad mini、無印良品のモバイルライトの3つの機器の充電を1本のケーブルにまとめることができた。
100均 タップ収納ケース
最後の「配線類の見栄えを良くする」については、100均のダイソーで「タップ収納ケース」という商品を購入。
別名、タップボックスやケーブルボックスなどと呼ばれることもあるが、いわゆる配線隠しに役立つ商品。
▷ カラー:ホワイト、ブラック
▷ サイズ:235 × 90 × 90mm(外寸)
こちらの商品の良い点は以下の3点。
▷ 下段、上段それぞれからケーブルが出せるように工夫されている(片側のみ)
▷ ふた付きでホコリの侵入を防ぎつつ、スマホの充電置きにもなる
▷ 底面も穴が空いているので、放熱効果が見込める
「単に延長コードを隠すケーブルボックス」だと、左右にしか穴が空いていないものが多い。
側面から見たタップ収納ケース。
その点、ダイソーのタップ収納ケースは、上下の計5ヶ所にケーブルが顔を出せる穴が空いているので、適度な位置でガジェット類と充電ケーブルをつなぐことができる。
逆に、このような使い方をしたくない方は、ボックスを反対側に向けることでこれらの穴を見せないようにすることも可能。
穴が多い底面は、放熱の観点からも良い。
ちなみにダイソーだけでなく、セリアでも同じものが販売されているので、見つけやすい点も良い。
最初は、無印良品やニトリ、イケアやカインズで同類のものを探してみようと思っていたが、100均の商品でもなかなか使い勝手が良いものがあるのでおすすめ。
まとめ
こんな感じで、ごちゃごちゃする電源周りのコンセントや充電ケーブルの配線見直しについて紹介してみた。
我が家のガジェット類については、基本的に夜に充電して翌朝にはフル充電されていればOK。
充電しながら使用することは想定しておらず、どちらかというと充電ステーションの役割を担ってくれている。
取り掛かる前は多少億劫だったが、このように一度構築して整理してしまえばスッキリした状態で日々使用できる。
加えて、モノの定位置化にも一役買ってくれた。
「充電機器が増えたら対応できなくなるのでは?」
ともしかしたら思う方もいるかもしれない。
その点については、AUKEYのUSB充電器の4ポートの内Type-Cポートを敢えて1つ空けている。
これは、取り急ぎ必要な3ポート用ではなく1つ多い4ポート用を買っておいたことで、急遽何かに使いたい時やガジェットが増えた時にすぐに使えるようにするため。
100Wという高出力タイプを選んだのも、出力が高い製品が増えた時のための保険も兼ねている。
配線整理を課題と認識しつつもまだ改善できていない方や、在宅ワーク(テレワーク)で自宅のケーブル類が乱れてきている方などは、一度参考にしてみていただければと思う。
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