お庭の手入れと言えば芝や寄せ植えの水撒き、芝刈り、たまに庭木の剪定をするのが我が家の定番。
「今年は新しい挑戦として家庭菜園でも始めてみよう」
と言う話を家族内でしており、早速先日始めてみることにした。
自分で育てた野菜を収穫して食べるなんて最高の幸せ。
今回、自分が担当したのは「茄子(なす)」
焼きナスやバーベキュー、味噌汁や漬物など幅広い料理に使えるのが茄子の良いところ。
そこで、自宅の庭やベランダで簡単に出来るなすの家庭菜園の始め方について今回は紹介していきたい。
なすを育て始める時期は?
なすは苗から植え付けるのが簡単でおすすめ。
植え付けをする時期は4月の下旬頃から5月の中旬くらい。
必要なもの
まずは一通り以下のものを揃えよう。
▷なすの苗
▷鉢(またはプランター)
▷培養土
▷鉢底石
▷化成肥料
▷支柱
▷ひも
なすの苗
なすには小ナスや長ナスなど色々な種類があるが、今回購入したのは、夏秋用の代表品種である「千両二号」
収穫の目安は6月下旬くらいからで、果長は13cm程度。
大体200円前後で買うことが出来る。
鉢(またはプランター)
自宅に余っていたこちらの鉢を使用。
なすを上手に育てるにはたくさんの土が必要なので、なるべく深いものを使う必要がある。
直径、深さが30cmの10号サイズを選ぶようにしよう。
培養土
我が家では花用の培養土が余っていたためこちらで代用した。
肥料の配合などで違いがあるが、野菜用として使えないわけではないとのこと。
培養土をホームセンターなどで新たに買う場合は、基本的には野菜用のものを用意しよう。
鉢底石
こちらは、鉢の底の排水性を良くするために鉢底に敷くもの。
化成肥料
植え付けのタイミングでは使用しないが、2週間程経過した際に追肥を行うので予め用意しておいた。
支柱
実がなって大きくなるにつれ、実の重さによって枝が下がってきてしまうので、支柱が必要になる。
長さは150cmのものを3本用意し、植え付け時にまず1本苗の横に立てて誘引する。
ひも
特に指定はないが、支柱と苗を結びつけるもの。
植え付け方法
一通り準備が整ったことで、早速買ってきたなすの苗を植え付けてみた。
プランターの底に鉢底石を置く。
培養土を鉢が8割程度埋まる位に入れていく。
苗が埋まるように穴を掘ってスペースを開ける。
ここで、一度水を撒き土を湿らせておく。
しばらくしてから苗を植え付ける。
最後に、苗から離れた部分に支柱を立てて、ひもなどで結ぶ。
成長に応じて茎が太くなるので、少し緩めに結んでおくのがポイント。
日光と水やりが大事
なすは日光をよく浴びることで元気に成長していく野菜。
その為、出来るだけ日当たりの良い場所を選んで置くのが大事。
また、なすは水が大好きな植物なので水やりを欠かさないようにするのも大事。
ただ、水を頻繁に大量に与えすぎても逆効果なので、毎朝一回(真夏は夕方にも一回)行えば基本的に問題はない。
追肥について
苗を植え付けてから約2週間が経過したら、追肥を行う。
なすは日光や水同様に肥料もたくさん必要とする野菜なので、肥料が不足しないように世話を施していこう。
特に実が出始めた後は、実を大きくするのに多くの栄養が必要なので、2週間に1回のペースで追肥をする。
肥料は株のすぐ近くではなく、株の周辺に与える。
まとめ
今回はなすの家庭菜園の始め方として、必要な準備や植え付け作業の部分を中心にまとめてみた。
「スーパーで買ってきて食べるのが一番手っ取り早い」
なんて言う声もよく耳にするが、それだけだとどこか寂しい気もする。
家庭菜園を始めたことで、植物の成長を楽しむことも出来るし、自分自身の心もリラックスした気分にさせてくれている。
この後にも、整枝や収穫方法などの工程が続いてくるので、それらはまた別の記事で紹介していきたい。