最近の長女のお気に入りのテレビはクイズ番組。
まだ小学3年生なので、学校で習っていない様な問題は簡単には解けないが、解答を見て自分の知識として蓄えていくことに喜びを感じている様子。
先日、ふとテレビで放送されていたのが、「フジテレビ系列の"今夜はナゾトレ"」
この番組では、「東大ナゾトレ」という東京大学の学生を中心に構成される謎解き制作集団「Another Vision」が制作した謎解き問題が出題されるコーナーがある。
番組で放送された問題に加え、オリジナル問題も掲載された本が販売されていることを先日知ったのだが、「ぜひ読みたい!」という長女の希望を受けて本屋で購入してみた。
今回は、親子で一緒に謎解きに挑戦してみたので、早速紹介していきたいと思う。
東大ナゾトレ Another Visionからの挑戦状
今回購入した本は、「東大ナゾトレ Another Visionからの挑戦状 第1巻」
こちらの書籍はシリーズ化されて、当記事執筆時点で第10巻までが出版されている。
面白くて次巻も気になる様であれば続けて買おうと思うが、まずはお試しも兼ねて第1巻を買ってみた。
本の内容は、オリジナル問題もあるとは言え既に番組で放送されたものが基本的に掲載されているのだが、幸いなことに今まで視聴したことが無かったので十分楽しめる内容になっている。
出題の一例
色々と書いてしまうとネタバレになってしまうので、少しどの様な問題があるのか紹介したいと思う。
こちらが問題。
嬉しいのが、ヒントがない状態での小学生の正解率が記載されていること。
この指標が書かれていることで、「難易度」が分かったり「正解した時の喜び度合い」に繋がるので意欲も掻き立ててくれる。
解くコツはとにかく書き出してみること
問題の中には図形や漢字が書かれていることが多い。
その様な時に解決の手掛かりになるのが、図形を回転させたり漢字をひらがなに変換してみたりすること。
そうすると一見不規則な文字や絵・形に対して、ある一定の規則が浮かび上がったりひらめいたりすることがある。
書き出すのはメモ帳でもノートでも何でもいいと思う。
ただ本を眺めて頭の中だけで考えるよりも、何かに書き出す方がグッと解きやすくなるのでこの方法はオススメ。
ちなみに我が家では、リビングの壁紙にシートタイプのホワイトボードを貼っている。
普段は、宿題の補助的な解説に使用したり、純粋にお絵かきで遊んだりと自由に使っているお気に入りスポット。
このホワイトボードシートに、ナゾトレの手掛かりをあれこれ書いて活用している。
学校の黒板の様に使えながらも、ゴミも出ないし紙も無駄にしたりすることがないのも気に入っている理由の一つ。
別の日。違う問題に取り組む長女。
まとめ
ひと昔前の時代の勉強は、試験前の一夜漬けの例えではないが、とにかく暗記したりして「知識を詰め込める子」が学力のある子という位置づけがあった様にと思う。
まさに自分もそのタイプで、ある種「記憶力勝負」の世界だったのかなと言える。
一方で、最近は「知識」に加え、「思考力」といった考える力も学力の一つに変化してきている。
もちろん、ただ考えるだけでなくそれをどのように判断し表現出来るかも大切な要素。
この東大ナゾトレが子どもの学習にどこまで役立つかはこれからではあるが、家族間のコミュニケーションにも一役買ってくれる謎解き本をしばらく楽しみたい。