先日、とあるスポーツフェアが開催される情報を奥さんが入手した。
それがこちらの
「ドリームサッカーin成田 〜日本代表OBがやって来る!〜」
というイベント。
このイベントは、宝くじスポーツフェアとして、成田市政施行65周年を記念して開催されたもの。
決して自宅から近い訳ではないが、サッカー日本代表にまで選ばれた事がある超一流選手達のプレーが観れる機会はそうそうない。
写真も沢山撮れたので、今回は見学しに行って来た内容を紹介したいと思う。
参加選手一覧
参加選手は、Jリーグ創設期のメンバーや、W杯にも出場した経験を持つ以下豪華メンバーが揃った。
◆ゴールキーパー◆
本並健治
小島伸幸
◆ディフェンダー◆
柱谷哲二
大野俊三
柳本啓成
小村徳男
秋田豊
加地亮
◆ミッドフィルダー◆
金田喜稔
本田泰人
吉原宏太
鈴木啓太
増田忠俊
中田浩二
◆フォワード◆
永島昭浩
福田正博
平瀬智行
播戸竜二
鈴木隆行
柳沢敦
◆監督◆
釜本邦茂
◆団長◆
奥寺康彦
イベントプログラム内容
午前中はサッカー教室が開催され、午後からアトラクション(PK合戦)と、成田市選抜チームとのドリームゲームが行われる流れ。
我が家は、メインイベントとなる午後の試合を観戦できる様にお昼過ぎに会場へ到着。
こちらが会場となる、中台運動公園陸上競技場。
観客のほとんどはスタンド席から観戦していて座席数のキャパも少ないが、無事に家族分の席を確保できた。
開会式・PK合戦
まずは開会式で、各選手のプロフィール紹介を兼ねながら選手が入場。
奥寺康彦さんによる団長挨拶。
小泉成田市長の挨拶などを経て、記念写真撮影。
ゆるキャラうなりくんも一緒に。
最初はPK合戦から。キッカーは鈴木啓太さん。
他にも播戸さんが異常に長い助走を取ったりするなどして、観客を賑わせてくれたりした。
ドリームゲーム
いよいよお待ちかねの日本代表OBによる30分ハーフの試合。
ウォーミングアップの一幕。
永島昭浩さん。後方には金田喜稔さん。
特に金田喜稔さんは、年齢が60歳を超えているが、全くそんな年齢を感じさせることもなく、軽快な動きを披露していたことに驚いた。
コメンテーターとしてもお馴染みの福田正博さん。
こちらが先発メンバー。
現Jリーグ副理事長、日本サッカー協会常務理事の原博実さんの息子である原大悟さんによる実況と秋田豊さんによる解説。(秋田さんは解説というより実質ほぼイジり(苦笑))
永島昭浩さんの先制ゴール。
8番を付けていた吉原宏太さんもキレキレの動きだった。
ハーフタイムで退いた播戸竜二さんが、後半の解説役に。
軽快なトークで観客を盛り上げたり、選手をイジったりと相変わらずの巧みな話術だった。
後半は鹿島アントラーズOBが多く出場。
FWは、鈴木隆行さんと柳沢敦さんの豪華ツートップ。
こちらも鹿島OBの中田浩二さん、本田泰人さん。
前半は2-0のスコアだったが、後半は日本代表OBチームによる得点シーンが続く。
鈴木隆行さんによるゴール。
寡黙なイメージが強いが、開催地である成田を意識してか飛行機ポーズを取ってくれたりとサービス精神に溢れる優しさが素晴らしい。
柳沢敦さんのゴール。
裏への抜け出しに関しては、現役を退いた今でもずば抜けて上手かった。
まとめ
前後半合計の60分はあっという間に終了。
試合終盤に、解説役を務めた播戸竜二さんによる成田チームへの盛り上げもあってか、成田市選抜チームが1点を返し、10対1で試合終了。
このイベントで感じたのはやはりこの一言に尽きる。
それは、
「日本代表OBは現役を引退しても日本代表だった」と言うこと。
もちろん体力的な部分だったりスピードの部分で衰えは当然あるだろうが、体に染み付いたテクニックやパス・トラップといった基本技術は全く衰えていなかった。
守備陣による危険察知能力、攻撃陣によるここ一番の動き出しなんかも、急遽集まったメンバーとはまるで思えない程連携も取れていた。
やはり、一流選手同士だと意思の疎通も容易いのだろう。
世代的な面から、一緒に観戦した我が家の子ども達にとっては知らない顔ぶれが多かったのは事実であるが、サッカーを習っている息子には非常に良い思い出になったのは間違い。
なかなかこの様なイベントに巡り合うのはないかと思うが、また機会があれば参加してみたいと思う。