我が家の長女が一番好きなアニメと言ったら「ドラえもん」
毎週放送されるドラえもんのアニメはもちろん、アマゾンプライムビデオでも楽しんだりしている。
それ位なら他の家庭でも珍しくはないと思うが、我が家の長女はドラえもんが好きすぎて、何とドラえもんの漫画全45巻まで保有している程ドラえもん好きなのだ。
さて、そんなドラえもんが好きな長女の為に、作者である藤子・F・不二雄先生の事をよく知ってもらおうと考え、人気お出掛けスポットとしても有名な川崎市多摩区にある藤子・F・不二雄ミュージアムに行ってきた。
予想通り、いや予想以上に大人も楽しめるミュージアムで、人気がある理由も頷ける内容だったので、早速紹介していきたいと思う。
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム
基本的な情報は以下の通り。
施設概要 |
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名称 |
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム |
電話番号 |
0570-055-245 (9:30-18:00) |
所在地 |
〒214-0023 神奈川県川崎市多摩区長尾2-8-1 |
開館時間 |
10:00-18:00 ※休館日:毎週火曜日、年末年始 |
入館料 |
大人・大学生1,000円、中・高校生700円、4歳以上500円 |
アクセス |
・小田急線・JR南武線登戸駅よりシャトルバス9分(大人210円、小児110円) ・小田急線向ヶ丘遊園駅から徒歩16分 ・JR南武線宿河原駅から徒歩15分 |
駐車場 |
なし |
URL |
入館チケットは事前購入が必要
こちらのミュージアムのチケットは、日時を指定した完全予約制。
「当日思い立って出掛けてみよう!」
という流れは不可で、予め事前に購入しておく必要がある。
ちなみにチケットはローソンだけでしか購入できない。
購入手続きまではインターネット上から出来るが、実際の発券はローソンでしかできないので、 どうしても近くにないという方は当日ミュージアム最寄駅のローソンで発券するしかない。
登戸駅から直行バスあり
公式ホームページでは、小田急線・JR南武線登戸駅から発射される専用のシャトルバスを紹介している。
こちらがシャトルバスの一例。
全部で4両あり、それぞれ藤子・F・不二雄先生の作品に登場するキャラクターが描かれている。
直行バスのナンバーは全て「2112」
ドラえもんの誕生日である「2112年9月3日」が由来となっている。
周辺駐車場について
残念ながらミュージアムに駐車場はない。
ミュージアムの客層からして小さい子連れ客が多いのも事実で、移動が安心な自家用車で行きたいという方も多いだろう。
そこで車で行きたい方の為に、3つのパターンに分けて駐車場情報を紹介したい。
パターン①:ミュージアム最寄りに停める
少しでもミュージアムに近い所に停めたい場合は、「とどまる長尾1丁目第2駐車場」がオススメ。
ミュージアムまで約100mに位置し、悪天候や猛暑といった気候条件にも左右されず、また乳幼児や足腰が弱い祖父母がいる場合などにも有効的。
デメリットは駐車可能台数が7台と少ない為、満車の際の代替手段を考えておく必要がある点。
もう1つは料金が高いこと。
平日の日中(8:00〜20:00)は¥200/30分で同時間帯なら最大料金が¥1,700と設定されている。
だが、土日祝は¥200/20分で最大料金設定もない為、平日に比べてかなり割高になる。
パターン②:登戸駅周辺に停めて、シャトルバスを利用する
「せっかくなので専用のシャトルバスも利用したい」
といった場合は、バス出発地点である登戸駅周辺まで車で行くのがオススメ。
利用する際の一例として「リパーク登戸第7」が登戸駅にも程よく近く、料金設定も良心的なのが良い。
駐車場から登戸駅までは徒歩で約5分。
料金は100円/20分で、最大料金700円で済む。
上記以外にも幾つかコインパーキングがあるので、「駅周辺に停められなくて困る」という懸念点も払拭できる。
デメリットを敢えて挙げるとすれば、駐車場代と往復のバス代が掛かる点だろうか。
パターン③:向ヶ丘遊園駅周辺に停めて、徒歩で移動
そして最後に、向ヶ丘遊園駅周辺に停めてから徒歩でミュージアムまで移動するパターン。
向ヶ丘遊園駅周辺にもコインパーキングは複数あって、今回我が家はこちらのパターンを利用。
車を停めた場所は、「タイムズJOYFIT24向ヶ丘遊園」
こちらのメリットは、まずミュージアムまで一本道で分かりやすく、徒歩でも約9分と距離的にも近いところ。
その上で、平日なら最大600円、土日祝でも最大900円なので安心して駐車できる。
ミュージアム入館まで
館内への入館時間は10時、12時、14時、16時の1日4回と決められている。
我が家は12時からの入館チケットで予約したが、11時半の時点で雨天にも関わらずかなりの行列が出来ていた。(ちなみにこの日は休日)
傘を持参してきた場合は、館内に持ち込めないので暗証番号式の傘立てで預ける。
壁のレンガの一部が隠れミッキーならぬ隠れドラえもんになっている。
館内入口までの通路には、ドラえもんやキテレツ大百科、パーマンなどのお土産などがディスプレイされている。
展示室
館内には常設、企画展といった展示室が設けられており、写真やビデオ撮影は禁止エリアとなっている。
その為、文章のみの簡単な説明になってしまうが、先生が描いた多くの原画が飾られていたり、原画が出来上がるまでの工程を3Dアニメによって解説してくれたりするコーナーがある。
その他、先生の仕事部屋を再現した空間を見学したり、生誕からの歴史なども学ぶことができる。
きれいなジャイアン
コアなファンならご存知の方もいるかもしれないが、こちらはきこりの泉の話に出てくるきれいなジャイアン。
レバーを動かすことで泉の中からジャイアンが出てくる仕組み。
まんがコーナー・みんなの広場
展示関係を抜けると2階の広場にたどり着く。
ここではちょっとした休憩も兼ねて、まんがを楽しむことができる。
外国人観光客も多い為か、英語版のまんがもある。
巨大なドラえもん、ドラミちゃんのガチャガチャ。
のび太の家のミニチュア。
Fシアター
200インチの巨大なスクリーンで上映されるミュージアム限定のオリジナルムービーを楽しむことができる。
ドラえもん以外の、パーマンやオバケのQ太郎、キテレツ大百科などの作品キャラクターとコラボした、題して「ドラえもん&Fキャラオールスターズ 月面レースで大ピンチ!?」をこの日は観覧。
はらっぱ
3Fの屋外には、はらっぱが広がり色々なキャラクターたちと出会えるスポットとなっている。
まずはドラえもんと言えばこれ。「どこでもドア」
ドラえもんとのび太の恐竜。
芝生に寝転がるパーマン。
オバケのQ太郎。
キテレツ大百科のコロ助。
ドラミちゃん。
空き地の土管。外国人観光客にも愛されるドラえもん作品。
はらっぱには、「ギフトコーナー藤子屋」がある。
どら焼きやアンキパンラスクがここで買えるのだが、特に人気のどら焼きは完売になることがあるので、気になる方は早めに購入しておくとベター。
ミュージアムカフェ
はらっぱと同じ3階にあるのがミュージアムカフェ。
この日が休日だったことと、12時からの入館というランチタイムだったことも重なってお店の前は大混雑。
我が家も、14時前の受付だったがそれでも更に1時間待ちということで今回は断念した。
効率的にミュージアムカフェを楽しむなら、入館したらまず3Fのミュージアムカフェで整理券を貰っておく事をオススメする。
ミュージアムショップ
最後のお楽しみはやはりお土産。
ちなみにここでしか出会えない限定グッズもあるとの事なので、ファンの方はじっくり見て頂きたい。
定番のぬいぐるみも種類が豊富。
藤子・F・不二雄先生のまんが作品もズラリ。
ジャイアンのCD風チョコレートなんかも売っている。
まとめ
こちらが今回購入したお土産。
ドラえもんとドラミちゃんのまん丸の缶に入ったマシュマロ。
マンガが書かれたおかき缶。
ドラミちゃんのハンカチ。
アンキパンのラスク。
ミニどら焼き。
キテレツ大百科全3巻。
翌朝、早速キテレツ大百科の漫画を読む長女。
本当に藤子・F・不二雄先生作品が大好きなようだ。
学校の宿題になっていたミニ作文では、今回の藤子・F・不二雄ミュージアム訪問をテーマに書いていた。
「夢」と「ふしぎ」と「遊びゴコロ」に出会えるミュージアム。
季節が変わる毎に内容も変わる為、再訪しても飽きさせない工夫がまた嬉しい。
我が家の子達もドラえもんを好きでい続ける限り、夢や希望、笑顔を貰いにまたいつか来たいと思う。