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【五月人形の基本情報とは?】飾り付けをしながら歴史や種類を調べてみた

2019年も早くも4分の1が終わり、新年度となる4月を迎えている。

学校に入学する子や、新社会人となる方、または異動で新しい職場に赴任する方など、4月は何かと慌ただしい季節。

 

我が家では、自分の人事異動はなかったが、長女・長男はそれぞれ小学校・幼稚園において進級して新しいクラスの中で集団生活をスタートさせている。

 

そんな4月の楽しみの一つなのが、1ヶ月頑張ればGW休暇が待っていることではないだろうか。

 

「平成」から「令和」に変わる節目の今年は、学校も10連休となりゆっくりと家族揃って過ごせそう。

 

さて、GWの中の5/5は「こどもの日

既に、我が家でも五月人形は飾っているのだが、そういえば五月人形についてちゃんと調べてみたことがなかった。

「なぜ飾るのか?どんな意味があるのか?」など、いい機会なので飾り付けをしながら改めて五月人形の基本について調べてみたことを今回紹介したいと思う。

 

 

 

五月人形とは?

貴族から武家が中心の社会となった江戸時代。

「端午の節句」は、「尚武(しょうぶ)」の節句として、武家の間で盛んに祝われるようになっていった。

 

そして、この節句は家の後継ぎとして生まれた男の子が元気に成長していくことを祈り、一族の繁栄を願う重要な行事と変わっていった。

 

五月人形で、鎧や兜を飾るのは武家社会から生まれた風習で、元々は身の安全を願って神社にお参りするときに、鎧や兜を奉納するしきたりに由来している。

 

現代社会においては、その鎧や兜は「自分の身体を守るもの」という意味合いが主流となり、交通事故や病気から大切な子どもを守ってくれるようにという願いも込めて飾ることとなっている。

 

五月人形の種類

五月人形にも色々な種類があり、代表的なものは以下の種類。

 

種類について

「鎧飾り」

「兜飾り」

「収納飾り」

「着用兜」

「ケース飾り」

 

どの種類が良いかは、予算や好みのデザインなど各家庭でそれぞれ違うと思うので条件に合ったものを選べば良いと思う。

 

ここで、一点注意しないといけないのは収納場所

一年のうち大半は収納・保管されるのが五月人形。

見栄えにこだわり過ぎて、「飾る場所や保管する場所がない」なんてことが無いように気をつけたい。

 

ちなみに、保管にあたっては直射日光が当たらず、湿気の少ない場所が理想。

 

いつから飾る?

春分の日から遅くても4月中旬頃までには飾るのが通常。

 

「5月5日当日に出して祝う」

なんてことは、季節行事でもあることから避けるようにして、しっかり飾った上で当日を楽しみに待ちたいところ。

 

反対に、片付けるのはひな祭りと違い、後日でも大丈夫。

湿気と相性が悪いので、遅くても梅雨入り前の晴れた日に片付けた方がいいだろう。

 

尚、湿気対策同様に防虫にも気をつけたいところだが、我が家では雛人形と五月人形に白元アースの「ニオイがつかない 人形用防虫剤 わらべ」 を使っている。

 

 

飾り付け

さて、上記に記載した基本情報を振り返りながら我が家でも4月初旬に五月人形を飾ってみた。

 

我が家の五月人形は「収納飾り

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収納飾りのおススメはやはり、飾り台となる箱の中に兜などをしまう事が出来る点。

 

 

中の様子。毎年丁寧に包み込んで収納している。

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そして、こちらが飾り付け完成後。

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細かい飾り付け道具が沢山あるが、過去の完成写真を参考にしながら進めたので、スムーズに出来た。

 

まとめ

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我が家は男の子一人なので五月人形も一つだけだが、次男や三男が生まれた場合は、出来るものならそれぞれ用意してあげたいところ。

(逆に我が家は女の子が二人いるが、それぞれ雛人形を用意している)

 

我が家の飾る場所はリビングの一画。

これは、家族全員が集まって目にする機会も多いため。

 

五月人形は飾る・しまうといった場所の確保だったり予算だったりと、僅か一ヶ月程の飾る期間と比較してしまうと大変なものにも思える。

 

でも、大切な子どもが健やかに成長するためを思うと、とても大事な行事である事は揺るぎないものなので、これからも末永く大切にしていきたいと思う。