子どもが3人いる我が家では、いわゆるテレビゲームの類は何も持っていない。
「親が全くゲームをしないで育ってきた」という訳でもなく、自分に関してはファミコンやスーファミを始めプレステで遊んで育った世代でもある。
ドラクエやFFといったRPGもたくさん遊んだし、定番のマリオやウイニングイレブンなども大好き。
ただ、大学を卒業して就寝した頃から自然とゲームをしなくなっていった。
時は流れ、一番上の子は現在小学2年生。
この4月には3年生になる。
決して安い買い物ではないが、今回我が家でニンテンドースイッチを購入した。
購入を決めた理由や、子どもと結んだ約束事を中心に紹介していきたいと思う。
2つのキッカケ
大きく分けると次の2つになる。
- 最近長女の誕生日を迎えたが、欲しいプレゼントがまだ決まっていない
- クラスの多くの子がニンテンドースイッチを持っている(または持ち始めている)
1.に関して、小さい頃から長女は物欲がない。
クリスマスや誕生日など、毎回欲しいモノが中々出てこなくて、親から「これはどう?」と提案することもしばしば。
加えて、祖父母が与えてくれるプレゼントもあるので、最近は「無理に急がないで欲しい時に連絡するスタイル」に切り替えたりしている。
2.については、やはりこの辺りの年頃になると周りでもテレビゲームを持っている友達が多くなる。
「周りが持っているから」という理由だけでは決してないが、話に全くついていけずに寂しい思いをさせるのに親としても抵抗を感じるのは正直なところ。
ちょうど誕生日プレゼントも決まっていなかったし、先日英検5級も一発合格したこともあって、このタイミングで買ってあげることにした。
守るべきルールの設定
ゲームを与えたことで、不安なのが「ずっとやり続けること」
長時間ゲームで遊ぶことで、宿題や身の回りのことが疎かになるだけでなく、視力の低下も懸念事項。
これについては、一緒に遊ぶ年中の息子にも当てはまる。
たくさん細かいルールを設定すると、お互いストレスに負荷が掛かるため、内容を絞って守って欲しい約束事を決めることにした。
【長女】一日のスケジュールを考える
こちらは長女の一日のスケジュールを円グラフにして作ったスライド。
図の通り、一日の時間軸を意識させることにした。
特に最近は就寝時間(夜9時)を超えてもまだ起きていたり、その関係か朝起きる時間になっても「眠くて起きれない」と言って、一緒に登校するお友達を待たせてしまうこともしばしば。
ただ単にゲームをしていい時間帯を決めるだけでなく、それ以外の一日全体を通して見直したり守ったりしてもらうことにした。
【息子】4つの頑張ること
次に息子。
息子については、ちょうど時計を勉強しているところなので、まだ細かい時間については言っても分からない部分がある。
それよりも、ゲームに没頭しないで他のことにも目を向けて貰いたいとの思いから、分かりやすく「4つの頑張ること」を話し合って決めた。
1つ目は 習い事関係。
プールは1年以上やっているが、最近新たにサッカーを始めたいとのこと。
だが、一度体験に連れて行ったところ、色々あって正式に入会は控えた経緯がある。
「やっぱりサッカーを始めたい」と言う本人の気持ちは改めて確認したので、習う以上はちゃんと頑張って取り組んでもらうことを約束した。
「ほんをよむ」や「ひらがな・カタカナ」については、特段特別なことではなく、多くの家庭で日頃から取り組んでいるごく一般的ことだと思う。
最後の、「xxちゃんとあそぶ」については2歳の次女のこと。
ゲームが無かった頃は仲良く二人で遊んでいたのに、「ゲームを与えたら全く相手にしなくなった」はまさしく本末転倒。
ちゃんと今までと同じように妹の面倒をみることも大事な点として、敢えて記載した。
Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ)実物
さて、こちらが本体。
久しぶりのゲーム機で大人も興奮気味。
開封したところ。
説明書はなく、箱に印字されていたQRコードからサポートサイトにて手順を確認する。
Wi-fiの設定などを経て、テレビ画面へ。
アイコンとニックネーム。子ども二人分を作成。
「みまもり設定」
遊ぶ時間などをスマホのアプリ経由で設定。
遊んだ時間も日々記録されるので、親もここで確認が取れる。
ようやく準備完成!
準備が出来上がるまでに、何だかんだ1時間くらい要した。
買ったソフト
本体と一緒に買ったソフトはこちらの2つ。
一つは、「New スーパーマリオブラザーズ U デラックス」
間違いのないチョイスという意味でも、まずは定番ソフトを買っておくことにした。
もう一つは「ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ」
息子曰く、幼稚園の友達との会話でポケモンの話がよく出るらしく、主に息子用に買ってみた。
まとめ
トッテンという敵に当たっても死なない子どもに易しいキャラクター。
自分の子どもの頃との違いにビックリ。
こちらはポケモン。
物語を理解して進める必要があるので、5歳の息子1人だけで楽しむにはさすがに少し難しい。
子どもたちと話し合って決めたルールだが、当然習い事の有無だったり天候の良し悪しだったりで、特にスケジュールについては変動も激しい。
逆に、親の都合で時間がズレる場合も勿論ある。
「約束事を決めた」という行為に満足して形骸化しても意味がないし、守れない高度なルールを設定しても意味がない。
こんな感じで一枚の表まで用意したが、やはりゲームはそもそも楽しむもの。
その点は親も肝に銘じて柔軟に対応していきたいと思う。
早速本屋で買ってきた「うんこひらがなドリル」を自発的に取り組む息子。
今までに見られなかった前向きな姿勢に若干驚きを隠せない。
長女も英検4級の過去問にトライ。
5級にはない長文問題に苦戦中。
5級の試験勉強の時の様に、まずは単語力のUPが必要そう。
今後、必ずゲーム絡みでケンカやトラブルなど起きることが予想されるが、ゲームも暮らしの中の一つとして上手に付き合っていきたい。