以前、書斎コーナーの壁一面に有孔ボードを使ったDIY を実践したのだが、その際に余った有孔ボードを物置部屋にずっと放置していた。
「その内アイディアが浮かんだら何かのDIYに活かそう」
と気長にその時を待っていたのだが、ようやくアイディアが湧いてきた。
そこで今回作ることにしたのは、「玄関収納」
有孔ボードにキーホルダーなどを引っ掛けることで、存在の有無を容易にすることが目的。
ちなみに現行は、玄関に置いてある小物入れに各自カギなどを入れているだけ。
その為、小物入れの中を覗いて必要なモノを取り出する手間が掛かる。
そして、万が一カギを失くしてしまっていても早々に気付けるチャンスもない。
簡単に言うならば、「忘れ物防止」、「異常時の早期発見」といったところ。
そして、せっかく余った有孔ボードを活かすのだから、他に使用する材料についても過去のDIYの端材を使うことにして、今回は「0円で完成させる玄関収納」を目指すことにした。
主な材料
主たる材料はこちら。
- 余っている有孔ボード( 90×40(mm))
- 余っている端材
2.については有孔ボードのフレームにするための材料。
なお、完成が近づくにつれて追加で用意した材料が出てきたので、そちらは工程説明の部分で説明する。
フレーム作り
まず最初に行ったのが、有孔ボードのカット。
フレーム用の端材で四方を囲む際に、長さが若干足りなかったのでサイドを数cmカット。
カットが終わったら、ボンドを使って端を固定させていく。
とりあえず四方の枠組み固定が完了。
その後、はみ出ている余計な部分をカットして完成。
ただ、このフレームには実はカラクリが二点仕込まれている。
上部分の木枠をよく観察してもらえれば分かるのだが、
- 左右・下段のフレームと比べて太さが違う
- 2つの端材を繋げている
というのも、元々余っていた端材だけでは、四方全てを囲めなかったので、太さが近い別の端材を活用することにした。
加えて、端材が長尺ではなかった故に2つの端材をくっつけて一本に見せかけている。
有孔ボードを壁に固定させる方法
過去事例では有孔ボードの固定にディアウォールを使っていたが、今回は使わない為どうにかして壁に固定させる必要がある。
そこで思いついたのが、額縁を飾る際に後ろに付いているフックである「三角額吊カン」
これを左右の二ヶ所に固定。
その後、ワイヤーで紐の様に繋げる。
こうする事で、壁にはピンを二ヶ所だけ刺し、ピンのヘッドとワイヤーを引っ掛けて固定が出来る様にした。
※荷重が心配なので、有孔ボードをぶら下げる様には引っ掛けていない。
仕上げ
最後にキーホルダーなどを引っ掛けるフックを作成。
前回の有孔ボードを使ったDIYで、手持ちのJ型フックが残り少ない為、100均のセリアでミニフックを別途3セット用意してこれらにカギを掛ける工夫をした。
写真にある細い端材を使って6ヶ所均等にフックをビス止めしていく。
完成
こちらが完成した全体風景。
右上には、キー関係や腕時計を引っ掛けている。
主に自分が出勤する際に持ち出すモノがメイン。
左下には家族写真を飾ったり、海外で購入した置き物などをディスプレイしたりしている。
三角額吊カンを使って壁に引っ掛けているので、地震が来て前に倒れる心配もない。
アップ写真。
直接J型フックに引っ掛けないで、セリアのミニフックにそれぞれを引っ掛けることで、コスパをよくしている。
まとめ
自分の身の回り品以外には、子どもの自転車のカギも引っ掛けている。
こうする事で、例えば子どもによくある「カギを掛けっぱなしにしていないか」が、すぐに分かるようになった。
カギの定位置が出来たことと見える化が図れたことで、
「どこに置いたか分からなくなった」
だったり
「カギを車内(自転車)にそのままにしていた」
なんてことが、未然に防げる様になった。
もちろん今までもその様な事はないのだが、リスクを事前に回避するという点では一定の効果があると思う。
なお、最終的に追加購入したのはミニフック3セットと額吊カンだけなので、計600円の出費で完成できた。
年末年始に作ったダイニングテーブルでも、余った棚板がそのまま残っているので、同じ様にお金を掛けないDIYをまた楽しみたいと思う。
↓ダイニングテーブルをDIYした記事はこちら。