'前編を見ていない方はこちらからどうぞ。'
水性ウレタンニスを塗装してから約一週間後、いよいよお待ちかねの組み立て作業に入る。
早速その続きを後編で紹介していこう。
現在のダイニングテーブルを解体
まずは、今使っているIKEAのテーブルを解体。
このように天板下には拡張の板が収納されていたが、結局使うことはほぼなかった。
ついでに、テーブル下に敷いていたクッションマットもこの際捨てることに。
フローリングにゴミがこびり付いていて、中々ハードな清掃だった。
日頃からのケアは大事だということを改めて実感。
脚を組み立て
新しいダイニングテーブルのスペースが確保出来たところで、脚の組み立て作業を開始。
ニスの乾燥で何日も待ったこともあって、
「いよいよ完成間近!」というワクワク感が嬉しい。
最初に、脚と天板背面との繋ぎ役である金具サポートを4箇所の角にそれぞれボンドで仮止め。
固定された後、愛用のインパクトドライバーでネジ止め。
新しいテーブルはネジで止める箇所自体が少ないが、当時IKEAのテーブルを組み立てた時は、全てドライバーを手で何度も回して締めていた。
「あの時は大変だったなぁ」と苦労した事を思い出しながら作業。
4箇所全て止めて、脚が完成!
天板下にひと工夫加えて隠す収納
あとはテーブルを起こせば完成なのだが、せっかくなのでここでひと工夫を施す事にした。
それがこちら。
「ちょっとしたモノをちょっとだけ置きたい時用のスペース」
例えば、テーブルを広く使い時にリモコンだったり雑誌だったりを手元の近くに一時的に逃がせるような場所。
座った時に足が当たらない様に小さめに作ったが、活用状況によってはもう少し広げようかと考えている。
ちなみに材料は、100均で購入したタオルハンガーを組み合わせて作った。
ダイニングテーブル完成
こうして、遂に念願のダイニングテーブルが完成。
材料の買い出しや塗装、組み立てを手伝ってくれた長女も自慢のデジカメで撮影。
長女のデジカメの話は↓を参照。
下からのアングル。
早速テーブルに座って何やらiPadを操作する長女。
よく見ると、今回のDIYの日記を書いていた。
親バカかもしれないが、可愛らしくて感動。
※このiPadのくだりはこちらを参照。
掛かったコストと日数
ここで、今回掛かったコストをおさらい。
- 天板 ・・・14,000円
- 脚4本 ・・・ 7,000円
- 金具サポート ・・・ 2,800円
- 水性ウレタンカラーニス・・・ 2,700円
- 水性用ハケ ・・・ 200円
- サンドペーパー ・・・ 100円
- タオルハンガー8本 ・・・800円
※その他材料は自宅に用意があったため割愛。
総費用27,600円。
続いて掛かった日数について。
- 1日目 ・・・材料調達、塗装、研磨
- 2日目 ・・・乾燥、研磨、塗装
- 3日目〜9日目 ・・・乾燥
- 10日目 ・・・組立、完成
総日数10日。
構造がシンプルな割に日数が多く掛かってしまっているのは、やはり乾燥に大半の時間を要するため。
水性ウレタンニスで使用した和信ペイントの説明にも以下の様に記載されているが、念の為1週間乾燥期間に充てる事をオススメする。
テーブル等、特に強度を要する作品の場合は、全ての塗装が終わってから1週間~10日乾燥した後、使用してください。
ただ実際には、冬の乾燥した時期ということもあって、1週間待たずとも触った感じではしっかり乾燥していると思われた。
日数は参考値で厳密にはあくまでも状態を見て判断という形になるだろう。
終わりに
完成したその夜。
早速新しいテーブルを囲んで、すき焼きを家族みんなで食べた。
テーブルの色がブラックからナチュラルな木の色に変わったことで、ライトの明かり具合も格段に向上した。
テーブルの光沢がライトからの光を周囲に反射して明るくしてくれることで、料理も一段と美味しそうに見える。
この様に醤油をこぼしても、染み込む事なく水分が表面に浮いて弾いている。
布巾でサッと拭き取るだけで痕が残らないので清潔に保てる。
自分の中でも、ここまで大きい家具をDIYしたのは初めてだった。
終わってみて出来上がったのは、ダイニングテーブルだけでなく家族の良い思い出も自然に出来ていたこと。
「モノだけでなくコトも大事にしたい」
そんな想いを常日頃から意識しているが、
今回のDIYは双方に当てはまる良い体験だった。
これから先もっと、このテーブルを囲んでたくさんの良い思い出が出来ていくのが今から楽しみ。
また別のDIY記事が出来た際は、改めて紹介していきたいと思う。
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