自分が子供の頃は、学習手段としては教科書やノートを始め宿題なども全て紙ベースで行われる時代だった。
それは、もちろん現在でも継続されているのだが、児童学習の分野においてもIT化が確実に進んでいるようだ。
導入までの経緯
休日の朝、起きてみると長女がダイニングテーブルで何やらiPadを触りながら何やらブツブツと喋っていた。
近づいてみると、何やら問題が画面に出ていて、答えが4択になっている。
実はこれ、ラインズ株式会社という会社が提供する学習コンテンツなのだ。
同社は、全国の公立小中学校を対処とした学習コンテンツの開発や提供を主軸に民間教育市場や高校・大学・専門学校などに「教育」という分野で支援する企業。
個人で申し込んで参加できるわけではなく、学校単位で導入している教育サービス。
そのため、長女が通う小学校から生徒に対して「参加可否の申し込み」があったようだ。
もちろん、参加は無料だし、申し込みも自由。
「おさるのジョージ」ではないが、好奇心旺盛な長女は早速申し込んで、後日IDやパスワードが回付された。
ちなみにクラスの子達もその多くが申し込んだ模様。
コンテンツの内容
そういう背景のもと、早速長女が朝早くからiPadを使って学習コンテンツに取り組んでいた。
自分も気になってどんな問題が出されているのか一緒になって見てみたので一例を紹介。
「白雪姫」が食べたのはどれか?
「まえ」の反対の意味の言葉はどれか?
球根から育てるのはどれか?
他にも色々と出題されていたが、国語や算数、理科に関係するような問題以外にも雑学的なクイズもあって、広範囲に知識が深められるように設定されている。
また、全国の小学生とオンライン上で繋がっているので、クイズのスピード対決とかも楽しめる。
まとめ
しばらく一緒にやってみて思ったのは、
- ゲーム感覚で楽しみながら取り組める
- コストも掛からないので、「やらなきゃ」という焦りがない
- 時間や場所に縛られないで取り組める
特に3.については、iPadやパソコン、iPhoneでも取り組めるので、極論を言えば外出先や移動中で発生するような待ち時間を使って勉強に取り組むことも出来る。
好きなタイミング、好きな場所で勉強が出来る時代。
自分が子供の頃と比べると、改めて便利な世の中になったなぁと感じてしまう。
子供達もまだ小さいし、視力が低下する恐れもあるので、普段はほとんどiPadを勝手に使わせるようなことはない我が家。
まだまだ先の話ではあるが、今の世代の子供達が大人になる頃には、IT機器に対して苦手意識が無い子がほとんどなのだろうと思う。